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ファブリカホールディングスのニュース
今週の新興市場では、日経平均と同様にマザーズ指数、日経ジャスダック平均も上昇した。週半ばあたりまでは米長期金利の安定推移などからグロース(成長)株のリバーサル(株価の反転上昇)が続き、5月半ばにかけての調整がきつかった新興株にも買いが入った。ただ、マザーズ指数は1100pt台半ばに位置する25日移動平均線水準まで値を戻し、目先の利益を確保する売りも出た。また、週末にかけては株価指数イベント通過や米雇用改善を背景に大型・バリュー(割安)株優位となり、マザーズ指数は伸び悩んだ。なお、週間の騰落率は、日経平均が+2.9%であったのに対して、マザーズ指数は+1.5%、日経ジャスダック平均は+0.7%だった。
個別では、メルカリ<4385>が週間で3.8%高、フリー<4478>が同5.5%高、JMDC<4483>が同4.4%高とマザーズ時価総額上位は全般堅調。特にウェルスナビ<7342>は同14.8%高と大きく値を戻し、取引時間中の高値を付ける場面があった。売買代金上位ではプレミアアンチエイジング<4934>、ベビーカレンダー<7363>などが大幅高。また、ソフトバンク<9434>との資本業務提携を発表したイーエムネットジャパン<7036>は週間のマザーズ上昇率トップとなった。一方、マネーフォワード<3994>は直近の株価が比較的堅調だったこともあり、同0.7%安と伸び悩み。売買代金上位ではQDレーザ<6613>が売りに押され、Fringe81<6550>などが下落率上位に顔を出した。ジャスダック主力では東映アニメーション<4816>が同5.3%高と上昇継続。売買代金上位ではシンバイオ製薬<4582>やファブリカコミュニケーションズ<4193>が引き続き買われ、無人化システムに係るリリースが買い材料視されたランシステム<3326>は週間のジャスダック上昇率トップとなった。一方、日本マクドナルドHD<2702>が同1.2%安となるなど主力は全般にやや軟調。また、Nexus Bank<4764>などが下落率上位に顔を出した。
来週の新興市場では、マザーズ指数は一進一退の展開になるとみておきたい。直近の主力グロース株や新興株のリバウンドで信用評価損益が改善してきた点などはポジティブ。ただ、マザーズ指数は25日線水準に到達し、マザーズ先物の取引状況などを見ても、目先のリバウンドを見込んだ売買にはやや一服感が出てきた。米国等で主要経済指標の発表が多く控えており、株式市場全体の物色の方向感も定まりにくいだろう。
ウェルスナビは直近の決算でも営業収益を大きく伸ばしており、再評価の動きが高値更新につながったのだろう。同様に売上好調で上方修正してきたENECHANGE<4169>などは見直し余地が大きそうだ。Pアンチエイジやケアネット<2150>といった大幅増益企業も足元騰勢を強めている。また、経済活動再開に期待した物色が見られ、アドベンチャー<6030>などにも注目したいが、これらの業種は財務状況に十分注意する必要があるだろう。
IPO関連では、6月2日にメイホーHD<7369>がマザーズ及び名証セントレックスへ新規上場する。同社は建設コンサルタント事業等を手掛ける。4月27日のテスHD<5074>以来1カ月以上ぶりのIPOとあって、投資家の取引参加意欲は高まっているようだ。また、今週はさらにリヴァンプ<4070>(6月29日、ジャスダック)など6社の新規上場が発表され、6月IPOは計23社となっている。
<FA>
個別では、メルカリ<4385>が週間で3.8%高、フリー<4478>が同5.5%高、JMDC<4483>が同4.4%高とマザーズ時価総額上位は全般堅調。特にウェルスナビ<7342>は同14.8%高と大きく値を戻し、取引時間中の高値を付ける場面があった。売買代金上位ではプレミアアンチエイジング<4934>、ベビーカレンダー<7363>などが大幅高。また、ソフトバンク<9434>との資本業務提携を発表したイーエムネットジャパン<7036>は週間のマザーズ上昇率トップとなった。一方、マネーフォワード<3994>は直近の株価が比較的堅調だったこともあり、同0.7%安と伸び悩み。売買代金上位ではQDレーザ<6613>が売りに押され、Fringe81<6550>などが下落率上位に顔を出した。ジャスダック主力では東映アニメーション<4816>が同5.3%高と上昇継続。売買代金上位ではシンバイオ製薬<4582>やファブリカコミュニケーションズ<4193>が引き続き買われ、無人化システムに係るリリースが買い材料視されたランシステム<3326>は週間のジャスダック上昇率トップとなった。一方、日本マクドナルドHD<2702>が同1.2%安となるなど主力は全般にやや軟調。また、Nexus Bank<4764>などが下落率上位に顔を出した。
来週の新興市場では、マザーズ指数は一進一退の展開になるとみておきたい。直近の主力グロース株や新興株のリバウンドで信用評価損益が改善してきた点などはポジティブ。ただ、マザーズ指数は25日線水準に到達し、マザーズ先物の取引状況などを見ても、目先のリバウンドを見込んだ売買にはやや一服感が出てきた。米国等で主要経済指標の発表が多く控えており、株式市場全体の物色の方向感も定まりにくいだろう。
ウェルスナビは直近の決算でも営業収益を大きく伸ばしており、再評価の動きが高値更新につながったのだろう。同様に売上好調で上方修正してきたENECHANGE<4169>などは見直し余地が大きそうだ。Pアンチエイジやケアネット<2150>といった大幅増益企業も足元騰勢を強めている。また、経済活動再開に期待した物色が見られ、アドベンチャー<6030>などにも注目したいが、これらの業種は財務状況に十分注意する必要があるだろう。
IPO関連では、6月2日にメイホーHD<7369>がマザーズ及び名証セントレックスへ新規上場する。同社は建設コンサルタント事業等を手掛ける。4月27日のテスHD<5074>以来1カ月以上ぶりのIPOとあって、投資家の取引参加意欲は高まっているようだ。また、今週はさらにリヴァンプ<4070>(6月29日、ジャスダック)など6社の新規上場が発表され、6月IPOは計23社となっている。
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