ファブリカホールディングスのニュース
ファブリカHD、2Q売上高は過去最高を更新し、前年比2桁成長を継続 各段階利益も成⻑投資をこなし計画を上回って着地
2025年3月期第2四半期決算説明
谷口政人氏:株式会社ファブリカホールディングス代表取締役社長CEOの谷口政人です。
早速ですが、2025年3月期第2四半期の決算についてご説明します。
当社の企業概要
まず会社概要を簡単にご説明します。
当社は「デジタルの力で新たな価値を創造し、あらゆる組織と人々に貢献する」というミッションのもと、主に企業向けにインターネットサービスを提供しています。
当社グループは、親会社のファブリカホールディングスと、100パーセント子会社である株式会社ファブリカコミュニケーションズ、株式会社メディア4u、Sparkle AI株式会社の4社で構成されています。
当社グループの従業員数は、2024年9月30日現在205名在籍しています。
アジェンダ
本日のアジェンダとなります。
株主優待制度の導入について
まず株主優待制度の導入についてご説明します。
株主のみなさまの日頃からのご支援に感謝するとともに、当社株式への投資魅力を高め、より多くの株主さまに当社株式を中長期的に保有していただくことを目的として、株主優待制度を導入します。
3月末・9月末を基準日に年間最大24,000円分のQUOカードを贈呈します。
詳細は2024年11月14日開示の「株主優待制度の新設に関するお知らせ」をご確認ください。
株主優待制度の導入について
2025年3月末時点で当社株式を200株、1年以上保有している株主さまの場合、配当と優待を合わせた1単元当たりの還元額は15,700円となる予定です。
株主優待制度の導入について
初回優待スケジュールはご覧のとおりとなっています。
2025年3月末の基準日から3ヶ月以内を目処に、株式の保有期間に応じた金額のQUOカードをお送りします。
【連結】2025年3月期 上半期および第2四半期 業績サマリー
続きまして、2025年3月期第2四半期の連結業績についてご説明します。
第2四半期の売上高については、22億8,100万円、前年同期比15.6パーセント増となり、前年比2桁成長を継続しています。
営業利益は、前年同期比6.4パーセント増の2億9,800万円、経常利益に関しては、2億9,800万円で前年同期比5.8パーセント増、当期純利益は2億2,600万円となっています。
【連結】売上高業績推移(四半期別)
こちらは四半期別の売上高推移グラフです。
ご覧のとおり、売上高は過去最高を更新しました。
業績推移(営業利益、経常利益/四半期別)
こちらは四半期別の営業利益と経常利益の推移グラフです。
今期も計画どおりの成長投資を継続しつつも、利益率を維持することができました。
通期計画における進捗状況(売上高)
続いて、通期計画に対する進捗結果です。
売上高の第2四半期進捗率は51.0パーセントとなり、計画を上回る進捗となりました。
通期計画における進捗状況(営業利益)
営業利益の第2四半期進捗率は51.5パーセントとなり、こちらについても直近2期を上回る好調な進捗となりました。
【連結】連結貸借対照表
連結貸借対照表になります。
前四半期から純資産が2億1,600万円増加し、自己資本比率は0.4ポイント増加しました。
【連結】FY2025.3 上半期および第2四半期 業績サマリー(セグメント別)
続いて、セグメント別の実績およびKPI推移についてご説明します。
セグメント別の業績サマリーとなります。
主力事業のSMSソリューショングループの売上は、前年同期比15.6パーセント増の13億6,100万円、U-CARソリューショングループの売上は、前年同期比4.5パーセント増の3億5,300万円となりました。
後ほど、セグメントごとに詳細をご説明します。
SMSソリューショングループ 売上高推移(四半期別)
それでは個別に見ていきます。
SMSソリューショングループの売上高は、配信数が想定を上回って好調に推移し、13億6,100万円と四半期ベースで過去最高を更新しました。
SMSソリューショングループ 営業利益推移(四半期別)
営業利益も過去最高の3億7,400万円となり、利益率も堅調に推移しています。
SMSソリューショングループ 主なKPIの推移
導入社数についても順調に推移しており、9月末時点で5,827社となり、前年同期から911社、前四半期から217社の増加となっています。
引き続き、付加価値の高い提案営業を推進していきます。
またスライド右側のグラフでは広告費と売上高に占める広告費比率の推移を示しています。
今後も規律ある成長投資を継続していきます。
SMSソリューショングループ 今後の成長戦略
当セグメントの成長戦略を簡単にご説明します。
従来からの本人認証・業務連絡を主とした利用用途と、配信数に応じた従量課金の収益構造に加え、マーケティングでの活用や郵送業務DXといった新しい用途に対応したアプリケーションの提供で付加価値を高め、利用用途の拡大とサブスクリプションによるストック収益の比率を高め「コミュニケーションプラットフォーム」として確固たる地位を築き、次のステージへ進化させていきます。
SMSソリューショングループ トピックス
当セグメントに関するトピックスを紹介します。
「メディアSMS」が国内市場で4年連続シェアNo.1、国内外含む総市場でも2年連続シェアNo.1を獲得しました。
今後も、SMS配信サービスのリーディングカンパニーとして、日本のSMSサービス市場の発展をリードしていきます。
SMSソリューショングループ トピックス
続いて、音声自動応答システム「TeleForce」が大幅にアップデートされ、AI機能が実装されました。
AIによる通話内容の要約やチャットツールとの連携機能により、非効率な電話対応を改善し、顧客のDXを一層推進するソリューションを提供します。
U-CARソリューショングループ 売上高推移(四半期別)
続いてU-CARソリューショングループです。
「symphony」導入社数が順調に推移し、売上高は3億5,300万円と過去最高を更新しました。
U-CARソリューショングループ 営業利益推移(四半期別)
営業利益は、計画どおりの成長投資を実施したことにより減少しましたが、7,000万円で着地し、想定内の結果となりました。
U-CARソリューショングループ 販管費および人件費推移(四半期別)
こちらは当セグメントの販売管理費および人件費のグラフです。
成長投資の主要な内容として、中古車検索サイトのメディア力強化のための広告投資、全国展開を視野に入れた人材投資を継続的に行っています。
U-CARソリューショングループ 主なKPIの推移
「symphony」の導入社数については堅調に推移しており、レベニューチャーンレートも低位に推移しています。
導入社数は9月末時点で4,228社であり、前年同期から349社、前四半期から83社の増加となっています。
引き続き加盟店支援と機能改善に注力していきます。
U-CARソリューショングループ 今後の成長戦略
次に成長戦略です。
当セグメントでは、中古車販売事業者向けに販売業務支援システムを提供していますが、新サービスとして、整備事業者向けの業務支援システムと中古車の業者間取引サービスの開発を進めています。
これにより、対象顧客は約6倍に拡大する見込みとなっています。
今後も、巨大な自動車アフターマーケット市場の全体にサービス提供することを目指し、 事業展開を進め、顧客数と売上を拡大させていきます。
インターネットサービスグループ 売上高推移・営業利益推移(四半期別)
次にインターネットサービスグループです。
売上高は前年同期比26.3パーセント増の8,900万円となり、好調に推移しました。
営業利益についても、黒字を継続しています。
オートサービスグループ 売上高推移・営業利益推移(四半期別)
最後にオートサービスグループです。
車両販売が好調に推移し、売上高は4億7,600万円と過去最高を更新しました。
トピックス
最後に全社の取り組みを紹介します。
Sparkle AIが新サービス「finestt」を発表しました。
「finestt」は、海外市場における仮想通貨ウォレットの利便性向上を目的としたアプリケーションです。
このサービスは、携帯電話番号のみでウォレットの作成や仮想通貨の送受金が可能で、SMS認証を活用したシンプルな操作が特徴です。
finesttについて
暗号通貨市場の状況についてご説明します。
ご覧のとおり、世界中の様々な国で、暗号通貨への高い関心があり、暗号通貨ウォレットのダウンロード数は継続して増加しています。
海外を中心に普及が進み、高い成長ポテンシャルを有する暗号通貨市場において、「finestt」はユーザーフレンドリーなUI/UXを提供することで、世界中の誰もがWeb3にアクセスできる「世界一簡単な仮想通貨ウォレットサービスアプリ」を目指していきます。
谷口氏からのご挨拶
決算説明は以上となります。
全体として好調な上半期となりました。
この状態を継続しつつ、本日ご説明した成長戦略を推進していくことで、第3四半期以降も良い結果を報告できるようにグループ一体となってがんばっていきますので、ご支援のほどよろしくお願いします。
最後までご清聴ありがとうございました。
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