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保土谷化学工業のニュース
<注目銘柄>=保土谷化、PBR0.5倍に割安感
有機EL材料が成長エンジンに
保土谷化学工業<4112.T>の160~180円のゾーンは買い場とみてよい。16年3月期は本業のもうけを示す営業利益が6億円前後と会社側の見通しに届かない可能性があるが、時価PBRはわずか0.5倍近辺と解散価値の半値水準まで叩かれており、下値リスクは限定的といえる。また、株主配分に前向きで、今期は前期実績を上回る年5円配当を計画。2.8%近辺の配当利回りは魅力となる。
同社は有機EL材料(正孔輸送材と発光体)を手掛けており、足もとは赤字採算だが今後は収益の成長エンジンに化ける可能性がある。米アップルがスマートフォン「iPhone」の表示装置として有機ELパネルを採用する方針が伝わるなか、韓国大手メーカーが同分野で巨額の増産投資に動くことが大きなビジネスチャンスにつながる。
17年3月期営業利益は、有機EL材料の収益改善を背景に2ケタ増益に切り返す可能性もあり、押し目は強気に対処したい。(市)
出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)
保土谷化学工業<4112.T>の160~180円のゾーンは買い場とみてよい。16年3月期は本業のもうけを示す営業利益が6億円前後と会社側の見通しに届かない可能性があるが、時価PBRはわずか0.5倍近辺と解散価値の半値水準まで叩かれており、下値リスクは限定的といえる。また、株主配分に前向きで、今期は前期実績を上回る年5円配当を計画。2.8%近辺の配当利回りは魅力となる。
同社は有機EL材料(正孔輸送材と発光体)を手掛けており、足もとは赤字採算だが今後は収益の成長エンジンに化ける可能性がある。米アップルがスマートフォン「iPhone」の表示装置として有機ELパネルを採用する方針が伝わるなか、韓国大手メーカーが同分野で巨額の増産投資に動くことが大きなビジネスチャンスにつながる。
17年3月期営業利益は、有機EL材料の収益改善を背景に2ケタ増益に切り返す可能性もあり、押し目は強気に対処したい。(市)
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