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日本化学工業のニュース
11日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
■株式見通し:バリューシフトを意識した物色の流れに
■パナソニック、21/3期営業利益2586億円、修正計画を上回っての着地
■前場の注目材料:日産自、エンジンに100億円投資、精密部品を国内で集中生産
■バリューシフトを意識した物色の流れに
11日の日本株市場は、売り一巡後の底堅さを見極める相場展開になりそうである。10日の米国市場では景気回復期待も根強く、ハイテク株から景気循環株への移行が続き、ナスダックが大幅に下落。連邦準備制度理事会(FRB)が長期にわたり大規模緩和を据え置くとの見方から買い先行となり、NYダウは最高値を更新した後は、高値付近での利益確定売りに加えハイテクの売りに押され引けにかけて下落に転じた。シカゴ日経225先物清算値は大阪比300円安の29270円。円相場は1ドル108円80銭台で推移している。
シカゴ先物にサヤ寄せする格好からギャップスタートとなろう。米国では足元でバリューシフトは続いていたものの、この動きが加速しており、クオリティ株は大幅な下落となっている。フェイスブックなどの投資判断引き下げなども観測されており、指数インパクトの大きい値がさ株の影響がより大きくなりそうである。決算発表がピークを迎えていることから出来高は膨らみづらく、薄商いのなかで先物主導によってバイアスも強まりやすいところである。
まずは売り一巡後の底堅さを見極めることになりそうだが、29000円~29200円辺りでの底堅さが意識されるようであれば、次第に落ち着きをみせてくると考えられ、短期筋のショートカバーを意識した押し目買いも出てきそうである。とはいえ、参加者は限られており、短期筋による値幅取りにとどまろう。インデックスに絡んだ売買に影響を受けづらい銘柄のほか、バリューシフトを意識した景気敏感株などへ資金が向かいやすい。また、決算を手掛かりとした個別物色の流れが強まりやすいと考えられる。
一方でマザーズなど中小型株の一角については、ナスダックの下落影響を受けやすく、時価総額上位のマザーズ銘柄については神経質な展開が見込まれそうである。
■パナソニック、21/3期営業利益2586億円、修正計画を上回っての着地
パナソニック<6752>が発表した2021年3月期決算は、営業利益が前期比12.0%減の2586億円だった。2月の上方修正値(2300億円)を上回っての着地。22/3期は27.6%増の3300億円を見込む。新型コロナウイルス禍から各国経済が回復に向かうなか、全セグメントで増益を見込んでいる。
■前場の注目材料
・日経平均は上昇(29518.34、+160.52)
・1ドル108円80-90銭
・米原油先物は上昇(64.92、+0.02)
・海外コロナワクチン接種の進展
・世界的金融緩和の長期化
・株価急落時の日銀ETF買い
・日産自<7201>エンジンに100億円投資、精密部品を国内で集中生産
・富士電機<6504>東京工場で見える化実証、ローカル5G活用
・伊藤忠<8001>当期益6000億円目指す、新3カ年中計
・愛知製鋼<5482>23年度中計策定、営業益4倍150億円
・クボタ<6326>上下水保守にHMD、熟練者が遠隔支援
・ACSL<6232>マレーシアのドローン企業に出資、東南ア開拓
・三菱重<7011>三菱パワーを統合、火力発電を脱炭素で見直し
・住友重<6302>3カ年中計、受注高1兆円、建機・加工機を拡販
・川重<7012>液化水素の輸送設備開発
・KDDI<9433>携帯通信大手、鉄塔・基地局点検向けドローンの機能強化急ぐ
・ローム<6963>新5カ年中計、成長投資に4000億円
・オプテックスG<6914>来店者の行動分析、スイッチスマイルと提携
・SCSK<9719>モビロッツと運送事業運営支援サービス開始
・クリングルファーマ<4884>医薬品製造販売許可取得を準備
・アステラス薬<4503>経口抗がん剤、欧で追加承認
・小野薬<4528>米バイオ集積地に現法移転、自社販売に向け
・ホソカワミクロン<6277>育毛剤など中国で拡販、現地企業と契約
・旭化成<3407>米子会社、臓器移植対象の阻害薬で独占権、仏社から導入
・日本化学工業<4092>徳山にチタン酸バリウム生産棟
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・08:30 3月家計支出(前年比予想:+1.5%、2月:-6.6%)
・08:50 日銀金融政策決定会合における主な意見(4月26・27日分)
<海外>
・10:30 中・4月消費者物価指数(前年比予想:+1.0%、3月:+0.4%)
・10:30 中・4月生産者物価指数(前年比予想:+6.5%、3月:+4.4%) <ST>
■株式見通し:バリューシフトを意識した物色の流れに
■パナソニック、21/3期営業利益2586億円、修正計画を上回っての着地
■前場の注目材料:日産自、エンジンに100億円投資、精密部品を国内で集中生産
■バリューシフトを意識した物色の流れに
11日の日本株市場は、売り一巡後の底堅さを見極める相場展開になりそうである。10日の米国市場では景気回復期待も根強く、ハイテク株から景気循環株への移行が続き、ナスダックが大幅に下落。連邦準備制度理事会(FRB)が長期にわたり大規模緩和を据え置くとの見方から買い先行となり、NYダウは最高値を更新した後は、高値付近での利益確定売りに加えハイテクの売りに押され引けにかけて下落に転じた。シカゴ日経225先物清算値は大阪比300円安の29270円。円相場は1ドル108円80銭台で推移している。
シカゴ先物にサヤ寄せする格好からギャップスタートとなろう。米国では足元でバリューシフトは続いていたものの、この動きが加速しており、クオリティ株は大幅な下落となっている。フェイスブックなどの投資判断引き下げなども観測されており、指数インパクトの大きい値がさ株の影響がより大きくなりそうである。決算発表がピークを迎えていることから出来高は膨らみづらく、薄商いのなかで先物主導によってバイアスも強まりやすいところである。
まずは売り一巡後の底堅さを見極めることになりそうだが、29000円~29200円辺りでの底堅さが意識されるようであれば、次第に落ち着きをみせてくると考えられ、短期筋のショートカバーを意識した押し目買いも出てきそうである。とはいえ、参加者は限られており、短期筋による値幅取りにとどまろう。インデックスに絡んだ売買に影響を受けづらい銘柄のほか、バリューシフトを意識した景気敏感株などへ資金が向かいやすい。また、決算を手掛かりとした個別物色の流れが強まりやすいと考えられる。
一方でマザーズなど中小型株の一角については、ナスダックの下落影響を受けやすく、時価総額上位のマザーズ銘柄については神経質な展開が見込まれそうである。
■パナソニック、21/3期営業利益2586億円、修正計画を上回っての着地
パナソニック<6752>が発表した2021年3月期決算は、営業利益が前期比12.0%減の2586億円だった。2月の上方修正値(2300億円)を上回っての着地。22/3期は27.6%増の3300億円を見込む。新型コロナウイルス禍から各国経済が回復に向かうなか、全セグメントで増益を見込んでいる。
■前場の注目材料
・日経平均は上昇(29518.34、+160.52)
・1ドル108円80-90銭
・米原油先物は上昇(64.92、+0.02)
・海外コロナワクチン接種の進展
・世界的金融緩和の長期化
・株価急落時の日銀ETF買い
・日産自<7201>エンジンに100億円投資、精密部品を国内で集中生産
・富士電機<6504>東京工場で見える化実証、ローカル5G活用
・伊藤忠<8001>当期益6000億円目指す、新3カ年中計
・愛知製鋼<5482>23年度中計策定、営業益4倍150億円
・クボタ<6326>上下水保守にHMD、熟練者が遠隔支援
・ACSL<6232>マレーシアのドローン企業に出資、東南ア開拓
・三菱重<7011>三菱パワーを統合、火力発電を脱炭素で見直し
・住友重<6302>3カ年中計、受注高1兆円、建機・加工機を拡販
・川重<7012>液化水素の輸送設備開発
・KDDI<9433>携帯通信大手、鉄塔・基地局点検向けドローンの機能強化急ぐ
・ローム<6963>新5カ年中計、成長投資に4000億円
・オプテックスG<6914>来店者の行動分析、スイッチスマイルと提携
・SCSK<9719>モビロッツと運送事業運営支援サービス開始
・クリングルファーマ<4884>医薬品製造販売許可取得を準備
・アステラス薬<4503>経口抗がん剤、欧で追加承認
・小野薬<4528>米バイオ集積地に現法移転、自社販売に向け
・ホソカワミクロン<6277>育毛剤など中国で拡販、現地企業と契約
・旭化成<3407>米子会社、臓器移植対象の阻害薬で独占権、仏社から導入
・日本化学工業<4092>徳山にチタン酸バリウム生産棟
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・08:30 3月家計支出(前年比予想:+1.5%、2月:-6.6%)
・08:50 日銀金融政策決定会合における主な意見(4月26・27日分)
<海外>
・10:30 中・4月消費者物価指数(前年比予想:+1.0%、3月:+0.4%)
・10:30 中・4月生産者物価指数(前年比予想:+6.5%、3月:+4.4%) <ST>
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