決算マイナス・インパクト銘柄 【東証1部】引け後 … コニカミノル、ベネ・ワン、カルビー (2月1日発表分)

―決算で売られた銘柄！ 下落率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある東証1部の銘柄である。株価が決算発表前日の1月31日から1日の決算発表を経て2日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。

▲No.1　大塚商会 <4768>
　21年12月期の連結経常利益は前の期比0.0％増の575億円になったが、22年12月期は前期比5.3％減の545億円に減る見通しとなった。

▲No.2　カルビー <2229>
　22年3月期の連結経常利益を従来予想の275億円→260億円(前期は275億円)に5.5％下方修正し、減益率が0.1％減→5.5％減に拡大する見通しとなった。

▲No.3　大豊工業 <6470>
　22年3月期の連結経常利益を従来予想の36億円→20億円(前期は7.8億円)に44.4％下方修正し、増益率が4.6倍→2.5倍に縮小する見通しとなった。

■決算マイナス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　下落率 　発表日　決算期　経常変化率

<4768> 大塚商会 　　　東１ 　 -10.59 　　2/ 1　本決算　　　 -5.33
<2229> カルビー 　　　東１　　 -9.33 　　2/ 1　　　3Q　　　　0.79
<6470> 大豊工業 　　　東１　　 -6.59 　　2/ 1　　　3Q　　　　黒転
<4917> マンダム 　　　東１　　 -6.29 　　2/ 1　　　3Q　　　　赤転
<5410> 合同鉄 　　　　東１　　 -5.96 　　2/ 1　　　3Q　　　　赤転

<2412> ベネ・ワン 　　東１　　 -5.63 　　2/ 1　　　3Q　　　 37.24
<3467> アグレ都市 　　東１　　 -4.78 　　2/ 1　　　3Q　　　 81.00
<4902> コニカミノル 　東１　　 -4.36 　　2/ 1　　　3Q　　　　赤縮
<4739> ＣＴＣ 　　　　東１　　 -4.15 　　2/ 1　　　3Q　　　 56.75
<2871> ニチレイ 　　　東１　　 -3.76 　　2/ 1　　　3Q　　　 -6.87

<6486> イーグル工 　　東１　　 -3.38 　　2/ 1　　　3Q　　　 45.31
<6436> アマノ 　　　　東１　　 -1.83 　　2/ 1　　　3Q　　　 35.92
<7241> フタバ 　　　　東１　　 -0.96 　　2/ 1　　　3Q　　　110.97
<7981> タカラスタ 　　東１　　 -0.88 　　2/ 1　　　3Q　　　 47.42
<6368> オルガノ 　　　東１　　 -0.84 　　2/ 1　　　3Q　　　 22.74

<4968> 荒川化 　　　　東１　　 -0.78 　　2/ 1　　　3Q　　　 29.68
<8081> カナデン 　　　東１　　 -0.49 　　2/ 1　　　3Q　　　 22.76
<4581> 大正薬ＨＤ 　　東１　　 -0.18 　　2/ 1　　　3Q　　　-53.55
<4044> セ硝子 　　　　東１　　 -0.14 　　2/ 1　　　3Q　　　417.91

※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした2日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース