日曹達、今期経常を一転10％増益に上方修正、配当も20円増額

　日本曹達 <4041> が2月4日大引け後(15:00)に決算を発表。22年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比55.9％増の85.7億円に拡大した。
　併せて、通期の同利益を従来予想の118億円→140億円(前期は127億円)に18.6％上方修正し、一転して9.9％増益見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の68.2億円→90.2億円(前年同期は90.2億円)に32.2％増額し、一転して0.0％増益計算になる。

　業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の110円→130円(前期は110円)に増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比2.0倍の36億円に急拡大し、売上営業利益率は前年同期の4.9％→8.2％に大幅改善した。

株探ニュース