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南海化学のニュース
*10:47JST 南海化学:無限の海水を利用して価値を提供
南海化学<4040>は無限の海水を利用し、社会インフラ・産業インフラへの価値・環境負荷低減への価値を提供している。具体的には基礎化学品や機能化学品、農薬などの製造販売と、工場から排出される廃硫酸のリサイクルを中心とした環境リサイクルをてがける化学品事業、融雪塩などの製造販売をてがける各種塩事業を展開。1906年創業の百年企業として、産業および社会インフラを支える重要な役割を果たしている。
2024年3月期は売上高で前期比1.9%増の19,987百万円、営業利益で同96.4%増の1,564百万円となった。基礎化学品・各種塩事業と原燃料・原材料価格下落が環境リサイクルをカバーし、大幅増益となった。2025年3月期は売上高で前期比5.2%増の21,030百万円、営業利益で同31.6%減の1,070百万円が見込まれている。堅調な需要を背景に売上高は増加する見込みであるが、営業利益は運賃などの販管費の増加により減少する見通しである。
市況の濃淡はあるものの、2027年3月期を最終年度とする中期経営計画は、売上高で24,000百万円、経常利益率8%(1,920百万円)、ROE10%以上が目標となっている。環境意識の高まりを捉え環境リサイクル事業を強化する方針だ。また、株主還元は配当を基本に実施し、安定的・継続的な増配を目指す。2025年3月期の1株当たり配当は、前期比5.00円増の55.00円の予定。
<NH>
2024年3月期は売上高で前期比1.9%増の19,987百万円、営業利益で同96.4%増の1,564百万円となった。基礎化学品・各種塩事業と原燃料・原材料価格下落が環境リサイクルをカバーし、大幅増益となった。2025年3月期は売上高で前期比5.2%増の21,030百万円、営業利益で同31.6%減の1,070百万円が見込まれている。堅調な需要を背景に売上高は増加する見込みであるが、営業利益は運賃などの販管費の増加により減少する見通しである。
市況の濃淡はあるものの、2027年3月期を最終年度とする中期経営計画は、売上高で24,000百万円、経常利益率8%(1,920百万円)、ROE10%以上が目標となっている。環境意識の高まりを捉え環境リサイクル事業を強化する方針だ。また、株主還元は配当を基本に実施し、安定的・継続的な増配を目指す。2025年3月期の1株当たり配当は、前期比5.00円増の55.00円の予定。
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