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石原産業のニュース

石原産業のニュース一覧

前週末11日に「買われた株!」総ザライ (2) ―本日につながる期待株は?―

配信元:株探
投稿:2022/11/14 05:30

東エレク <8035>  44,370円 (+3,450円、+8.4%)

 東京エレクトロン <8035> [東証P]が急反発。10日取引終了後、23年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結決算発表にあわせ、通期の業績予想を下方修正した。最終利益は増益予想から一転して減益の計画となった。だが米10月消費者物価指数(CPI)の伸び率が市場予想を下回ったことに伴い、投資家のリスク選好姿勢が強まるなか、米国市場では半導体銘柄で構成されるフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)も大幅高となっており、同社株の支援材料となった。東エレクの業績予想の下方修正は、半導体メーカーの設備投資の先送りや抑制の動きが出ていることが主因。売上高は2兆3500億円から2兆1000億円(前期比4.8%増)、最終利益は5230億円から4000億円(同8.5%減)にそれぞれ見通しを引き下げた。中間配当は従来の予想の751円から106円増額し857円(前期は643円)で決定した一方、期末配当はこれまでの予想の927円から302円減額。創立60年の記念配当200円を含めて625円(同760円)に見直した。

モノタロウ <3064>  2,386円 (+183円、+8.3%)

 MonotaRO <3064> [東証P]が3日ぶりに急反発。同社は10日取引終了後に発表した10月度の月次業績で、売上高が前年同月比17.5%増の188億3300万円となり、順調に積み上がっていることが好感されたようだ。

ワールドHD <2429>  2,852円 (+216円、+8.2%)

 ワールドHD <2429> [東証P]が5日続急伸。同社は10日取引終了後、22年12月期第3四半期累計(1-9月)の連結経常利益は前年同期比54.4%増の67.3億円に拡大したと発表。通期計画の82億円に対する進捗率は82.1%に達し、5年平均の60.5%も上回ったことで好感されたようだ。

アルプス技 <4641>  2,127円 (+160円、+8.1%)

 アルプス技研 <4641> [東証P]が急反発。同社は10日取引終了後、22年12月期第3四半期累計(1-9月)の連結経常利益は前年同期比2.6%増の34.8億円となったと発表。通期計画の45.9億円に対する進捗率は76.0%に達し、5年平均の70.6%も上回ったことで好感されたようだ。

NOK <7240>  1,308円 (+93円、+7.7%)

 NOK <7240> [東証P]が急反発。同社は10日取引終了後、23年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比24.1%減の165億円に減ったと発表。通期計画の379億円に対する進捗率は43.7%となり、5年平均の44.0%とほぼ同水準だったものの、直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常利益が前年同期比6.1%増の116億円に伸びており、好感されたようだ。

マツダ <7261>  1,091円 (+77円、+7.6%)

 マツダ <7261> [東証P]が3日ぶりに急反発。10日の取引終了後、23年3月期の連結業績予想について、売上高を3兆8000億円から3兆9000億円(前期比25.0%増)へ、営業利益を1200億円から1400億円(同34.3%増)へ、純利益を800億円から1300億円(同59.4%増)へ上方修正したことが好感された。半導体供給不足などによる影響でグローバル販売台数は従来予想の134万9000台から121万6000台へ見直した。このほか、原材料価格の高騰などの影響を見込むものの、売上単価の改善や為替相場の円安進行、固定費の効率化などを織り込んだ。なお、想定為替レートは1ドル=123円から136円へ、1ユーロ=133円から139円へ見直した。同時に発表した第2四半期累計(4-9月)決算は、売上高1兆6425億円(前年同期比9.8%増)、営業利益552億4100万円(同39.0%増)、純利益858億5900万円(同3.6倍)だった。グローバル販売台数は上海ロックダウンの影響で台数減となったものの、台当たり収益の改善に加えて為替の円安による増益効果も寄与した。

コスモHD <5021>  4,000円 (+275円、+7.4%)

 コスモエネルギーホールディングス <5021> [東証P]が6日ぶりに急反発。同社は10日取引終了後、23年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比83.0%増の1738億円に拡大したと発表。併せて、通期の同利益を従来予想の1900億円→2280億円(前期は2330億円)に20.0%上方修正し、減益率が18.5%減→2.2%減に縮小する見通しとなったことで好感されたようだ。

西日本FH <7189>  806円 (+55円、+7.3%)

 西日本フィナンシャルホールディングス <7189> が5日続急伸。同社は10日取引終了後、23年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比17.7%減の190億円に減ったと発表。通期の同利益を従来予想の380億円→335億円(前期は378億円)に11.8%下方修正し、一転して11.5%減益見通しとなった。ただ、通期の連結最終利益は従来予想の250億円→260億円(前期は242億円)に4.0%上方修正し、増益率が3.2%増→7.3%増に拡大し、従来の2期連続での過去最高益予想をさらに上乗せしたことで好感されたようだ。同時に、発行済み株式数(自社株を除く)の3.46%にあたる500万株(金額で25億円)を上限に自社株買いを実施すると発表。買い付け期間は11月11日から23年2月28日までとした。

リログループ <8876>  2,214円 (+146円、+7.1%)

 リログループ <8876> [東証P]が続急伸。同社は10日取引終了後、23年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結最終利益は前年同期比2.0倍の131億円に急拡大したと発表。併せて、通期の同利益を従来予想の158億円→207億円(前期は156億円)に31.0%上方修正し、増益率が1.0%増→32.3%増に拡大し、従来の2期連続での過去最高益予想をさらに上乗せしたことで好感されたようだ。

コカBJH <2579>  1,453円 (+94円、+6.9%)

 コカ・コーラ ボトラーズジャパンホールディングス <2579> [東証P]が続急伸。同社は10日取引終了後、22年12月期第3四半期累計(1-9月)の連結最終損益は51.9億円の赤字(前年同期は15.3億円の赤字)に赤字幅が拡大したと発表。ただ、直近3ヵ月の実績である7-9月期(3Q)の連結最終損益は47億円の黒字(前年同期は11.8億円の赤字)に浮上し、売上営業損益率は前年同期の-0.8%→3.1%に大幅改善しており、好感されたようだ。

アズワン <7476>  6,220円 (+400円、+6.9%)

 アズワン <7476> [東証P]が3日ぶりに急反発。10日に発表した主要3分野の10月単体売上高が前年同月比6.4%増と6ヵ月連続で前年実績を上回ったことが買い材料となった。同時に、発行済み株式数の2.66%にあたる110万株(金額で58億9970万円)を上限に自社株TOB(株式公開買い付け)を実施すると発表しており、好感されたようだ。公開買い付け期間は11月11日から12月12日まで、買い付け価格は5337円となる。

ビジョン <9416>  1,353円 (+86円、+6.8%)

 ビジョン <9416> [東証P]が6日続急伸。同社は10日取引終了後、22年12月期第3四半期累計(1-9月)の連結経常利益は前年同期比87.5%増の19.5億円に拡大したと発表。併せて、通期の同利益を従来予想の19億円→23.2億円(前期は11.4億円)に21.7%上方修正し、増益率が67.0%増→2.0倍に拡大する見通しとなったことで好感されたようだ。

セーレン <3569>  2,488円 (+153円、+6.6%)

 セーレン <3569> [東証P]が急反発。同社は10日取引終了後、23年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比17.3%増の70.6億円に伸び、従来の5.4%減益予想から一転して増益で着地したと発表。業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の40円→46円(前期は38円)に増額修正しており、好感されたようだ。

石原産 <4028>  1,076円 (+63円、+6.2%)

 石原産業 <4028> [東証P]が急反発。同社は10日取引終了後、23年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比33.8%増の64.2億円に拡大し、従来の31.3%減益予想から一転して増益で着地したと発表。業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の36円→40円(前期は36円)に増額修正しており好感されたようだ。同時に、発行済み株式数(自社株を除く)の5.75%にあたる230万株(金額で20億円)を上限に自社株買いを実施すると発表。買い付け期間は11月11日から23年3月31日までとした。

日経レバ <1570>  14,960円 (+820円、+5.8%)

 NEXT FUNDS 日経平均レバレッジ・インデックス連動型上場投信 <1570> [東証E]が3日ぶりに急反発。日経レバは日経平均株価にリンクされたETFで、価格変動率は日経平均の2倍に基本設定されていることが特徴。全体相場のボラティリティが高まる場面では、短期値幅取りを狙う個人投資家の有力な投資対象となっている。前日10日の米国株市場では、注目された10月の米CPIが事前コンセンサスから下振れたため、今後のFRBの金融引き締めスタンスが緩むことへの期待からハイテク株中心に全面高に買われた。このリスクオンの流れが東京市場にも波及し、日経平均株価は800円を超える大幅高となった。上昇率では3%あまりだが、日経レバはその2倍の6%強のパフォーマンスとなった。

IBJ <6071>  981円 (+49円、+5.3%)

 IBJ <6071> [東証P]が3日ぶりに急反発。同社は10日取引終了後、22年12月期第3四半期累計(1-9月)の連結経常利益は前年同期比63.7%増の16.2億円に拡大したと発表。通期計画の19.5億円に対する進捗率は83.4%に達し、5年平均の72.1%も上回ったことで好感されたようだ。同時に、従来未定としていた期末一括配当は6円(前期は6円)実施する方針とした。

※11日の上昇率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。

株探ニュース
配信元: 株探
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