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PKSHA Technologyのニュース
以下は、2019年7月17日にYouTubeチャンネル「FiscoTV」で配信された「マザーズ市場動向2019」である。フィスコマーケットレポーターの橋本 真依氏とフィスコの株式アナリストである雲宮 祥士氏が、対談形式でマザーズ市場の投資戦略について解説している。全4回に分けて配信する。
橋本:ここからは、マザーズ注目銘柄の予想値動きと先物戦略について焦点をあてていきたいと思います。雲宮さん、先ほどご説明頂いた注目のマザーズ銘柄の年後半にかけての値動きはどうなりそうですか?
雲宮:そうですね、基本的には、これらの銘柄はマザーズ指数に対してアウトパフォームしていく展開を想定しております。
まず、マクロ環境については年後半にかけても、もちろん米国と中国による通商協議を巡る問題がメインのリスクシナリオとなるなか、国内では10月に消費税率10%への引き上げが控えているほか、海外では再延長された英国のEU離脱の期限が10月末にございます。夏場以降にこれらのイベントやそれに係るニュースフローに投資家さんが敏感になってくる可能性もあります。
しかし、年後半までの半年間という中期的なスパンで見ると、足元のマクロ環境に大きな変化がないという点からも、日経平均の上値が重くなるなかで、マザーズ銘柄の選別色が一段と強まるといったシナリオは想定できるかと思います。
橋本:そう考えると、先ほどご説明頂いた3銘柄(メルカリ、そーせいグループ、PKSHA Technology)およびSansan<4443>などといった銘柄(「マザーズ市場の投資戦略voll.2」で言及)を選別する動きは、年後半にかけて一段と強まる可能性があるといったことでしょうか。
雲宮:仰る通りと思います。2019年6月末時点および2018年12月末のマザーズ市場の時価総額上位10銘柄の一覧を見てみましょう。
■マザーズ浮動株調整後時価総額上位銘柄(2019年6月末時点)
1位 メルカリ<4385>
2位 そーせいグループ<4565>
3位 ミクシィ<2121>
4位 サンバイオ<4592>
5位 アンジェス<4563>
6位 CYBERDYNE<7779>
7位 ラクスル<4384>
8位 ジーエヌアイグループ<2160>
9位 PKSHA Technology<3993>
10位 ラクス<3923>
■マザーズ浮動株調整後時価総額上位銘柄(2018年12月末時点)
1位 サンバイオ
2位 メルカリ
3位 ミクシィ
4位 MTG<7806>
5位 そーせいグループ
6位 CYBERDYNE
7位 ジーエヌアイグループ
8位 オイシックス・ラボ<3182>
9位 マネーフォワード<3994>
10位 ラクスル
昨年末から今年前半にかけて、業績面で銘柄を選好する向きが強まっており、7-10位集団の入れ替わりが確認されたほか、メルカリやそーせいも時価総額を大きく伸ばし、トップとそれに次ぐ2位になりました。
7月末からは、マザーズ指数に浮動株調整前ですが時価総額1800億円規模のSansanも加わりますし、現状はこの上位5位に入れていない銘柄が時価総額を伸ばして、マザーズ市場の主力級銘柄の顔ぶれが変わっていくといった展開となる可能性もありそうです。
—「マザーズ市場の投資戦略vol.4 ~マザーズ注目銘柄の予想値動きと先物戦略~」に続く—
<HH>
橋本:ここからは、マザーズ注目銘柄の予想値動きと先物戦略について焦点をあてていきたいと思います。雲宮さん、先ほどご説明頂いた注目のマザーズ銘柄の年後半にかけての値動きはどうなりそうですか?
雲宮:そうですね、基本的には、これらの銘柄はマザーズ指数に対してアウトパフォームしていく展開を想定しております。
まず、マクロ環境については年後半にかけても、もちろん米国と中国による通商協議を巡る問題がメインのリスクシナリオとなるなか、国内では10月に消費税率10%への引き上げが控えているほか、海外では再延長された英国のEU離脱の期限が10月末にございます。夏場以降にこれらのイベントやそれに係るニュースフローに投資家さんが敏感になってくる可能性もあります。
しかし、年後半までの半年間という中期的なスパンで見ると、足元のマクロ環境に大きな変化がないという点からも、日経平均の上値が重くなるなかで、マザーズ銘柄の選別色が一段と強まるといったシナリオは想定できるかと思います。
橋本:そう考えると、先ほどご説明頂いた3銘柄(メルカリ、そーせいグループ、PKSHA Technology)およびSansan<4443>などといった銘柄(「マザーズ市場の投資戦略voll.2」で言及)を選別する動きは、年後半にかけて一段と強まる可能性があるといったことでしょうか。
雲宮:仰る通りと思います。2019年6月末時点および2018年12月末のマザーズ市場の時価総額上位10銘柄の一覧を見てみましょう。
■マザーズ浮動株調整後時価総額上位銘柄(2019年6月末時点)
1位 メルカリ<4385>
2位 そーせいグループ<4565>
3位 ミクシィ<2121>
4位 サンバイオ<4592>
5位 アンジェス<4563>
6位 CYBERDYNE<7779>
7位 ラクスル<4384>
8位 ジーエヌアイグループ<2160>
9位 PKSHA Technology<3993>
10位 ラクス<3923>
■マザーズ浮動株調整後時価総額上位銘柄(2018年12月末時点)
1位 サンバイオ
2位 メルカリ
3位 ミクシィ
4位 MTG<7806>
5位 そーせいグループ
6位 CYBERDYNE
7位 ジーエヌアイグループ
8位 オイシックス・ラボ<3182>
9位 マネーフォワード<3994>
10位 ラクスル
昨年末から今年前半にかけて、業績面で銘柄を選好する向きが強まっており、7-10位集団の入れ替わりが確認されたほか、メルカリやそーせいも時価総額を大きく伸ばし、トップとそれに次ぐ2位になりました。
7月末からは、マザーズ指数に浮動株調整前ですが時価総額1800億円規模のSansanも加わりますし、現状はこの上位5位に入れていない銘柄が時価総額を伸ばして、マザーズ市場の主力級銘柄の顔ぶれが変わっていくといった展開となる可能性もありそうです。
—「マザーズ市場の投資戦略vol.4 ~マザーズ注目銘柄の予想値動きと先物戦略~」に続く—
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