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UUUMのニュース
皆さま、こんにちは。フィスコ企業リサーチレポーターの馬渕磨理子です。
『馬渕磨理子が実践!トレードステーション利用術』と題して、私が普段のトレードで使っている分析ツール「トレードステーション」について、その活用方法を、最新のニュース情報も交えながらお話しする連載です。
☆スキャナーのポイント
値動きのスクリーニングの時間短縮からファンダメンタル分析に時間をまわす
■相場全体が戻り基調を強めるなかで、個人投資家の心理が改善傾向
米中通商交渉の結果など重要イベントを控えて大型株は値動きが小さく、売買代金も低調です。こうしたなかで、マザーズ銘柄を中心に新興市場銘柄への関心が続くとみられています。新興市場銘柄の最大の魅力である成長力にスポットを当て、高い売上成長の続いている銘柄をスクリーニングしてみましょう。
今回、私はスキャナーでスクリーニング要件を、(1)実績と今期予想:売上高成長率が30%以上、(2)今期最終損益が黒字見通し、(3)マザーズ上場銘柄、と設定しました。
<実際のスキャナーでの設定方法>
(1)「売上高成長率>=30」、「売上高成長率(予想)>=30」
(2)「純利益>=0」
(3)シンボルユニバース「マザーズ市場」
■成長率の高い企業をスキャナーで絞り出す
上記の条件で絞り込むと、26銘柄が抽出されます(2019年2月26日時点)。では、どのような銘柄がランクインしているのか、見てみましょう。
オイシックス・ラ・大地<3182>
野菜・青果物をネット販売する同社は、昨年2月に「らでぃっしゅぼーや」を買収し、収益に貢献しています。10-12月期の売上高は前年同期比55.2%増の171億8,600万円、経常利益は同2.4倍の11億4,900万円に拡大しています。定期食材宅配サービスの会員数が大幅に増加しています。
フィル・カンパニー<3267>
貸し駐車場の上空間を利用した空中店舗「フィル・パーク」の企画、設計、建築を行っています。直近の業績予想では、19年11月期の経常利益を前期比62.6%増の10億円と見込んでおり、5期連続で過去最高益を更新する見通しとなっています。
UUUM<3990>
同社は、YouTuberの制作マネジメントやサポート事業を展開しています。動画広告市場の拡大が追い風となり、再生回数に連動するアドセンス収入や広告収入が想定より大きく伸び、通期業績の上方修正を発表しています。所属YouTuberのグッズ販売も好調でした。
そのほか、AI関連のPKSHA Technology<3993>、ソフトウェアの機能テストやコンサルを行うSHIFT<3697>や直近IPOの識学<7049>、マーケティング関連のソウルドアウト<6553>、GW関連銘柄との期待もあるand factory<7035>、ロボット関連のRPAホールディングス<6572>、オペレーティング・リース事業が中心のジャパンインベストメントアドバイザー<7172>、アパレル関連の夢展望<3185>などがランクインしています。
スキャナーでいち早く相場の値動きを察知し、その後、綿密にファンダメンタル分析を行うフローが重要です。値動き察知の作業にもかなりの時間が必要になりますが、スキャナーで設定をしておけば、その時間をコンパクトにし、ファンダメンタル分析に時間を割くことができます。
(レポート内で紹介のスクリーニング要件を設定した『スキャナー』は、『マネックス証券トレードステーションのHP コラム・レポートのページ』からダウンロードできます。)
次回も、このような形で、話題のニュースから読み解いたテーマとトレードステーションのツールについてお話しします。
※「馬渕磨理子が実践!トレードステーション利用術」は、米国TradeStation Groupが開発したトレーディングツール「トレードステーション」の日本語版(マネックス証券が提供)を馬渕磨理子の見解で注目し、コメントしたものです。開発会社や日本語版提供会社との見解とは異なる場合があります。
(フィスコ企業リサーチレポーター 馬渕磨理子)
<CN>
『馬渕磨理子が実践!トレードステーション利用術』と題して、私が普段のトレードで使っている分析ツール「トレードステーション」について、その活用方法を、最新のニュース情報も交えながらお話しする連載です。
☆スキャナーのポイント
値動きのスクリーニングの時間短縮からファンダメンタル分析に時間をまわす
■相場全体が戻り基調を強めるなかで、個人投資家の心理が改善傾向
米中通商交渉の結果など重要イベントを控えて大型株は値動きが小さく、売買代金も低調です。こうしたなかで、マザーズ銘柄を中心に新興市場銘柄への関心が続くとみられています。新興市場銘柄の最大の魅力である成長力にスポットを当て、高い売上成長の続いている銘柄をスクリーニングしてみましょう。
今回、私はスキャナーでスクリーニング要件を、(1)実績と今期予想:売上高成長率が30%以上、(2)今期最終損益が黒字見通し、(3)マザーズ上場銘柄、と設定しました。
<実際のスキャナーでの設定方法>
(1)「売上高成長率>=30」、「売上高成長率(予想)>=30」
(2)「純利益>=0」
(3)シンボルユニバース「マザーズ市場」
■成長率の高い企業をスキャナーで絞り出す
上記の条件で絞り込むと、26銘柄が抽出されます(2019年2月26日時点)。では、どのような銘柄がランクインしているのか、見てみましょう。
オイシックス・ラ・大地<3182>
野菜・青果物をネット販売する同社は、昨年2月に「らでぃっしゅぼーや」を買収し、収益に貢献しています。10-12月期の売上高は前年同期比55.2%増の171億8,600万円、経常利益は同2.4倍の11億4,900万円に拡大しています。定期食材宅配サービスの会員数が大幅に増加しています。
フィル・カンパニー<3267>
貸し駐車場の上空間を利用した空中店舗「フィル・パーク」の企画、設計、建築を行っています。直近の業績予想では、19年11月期の経常利益を前期比62.6%増の10億円と見込んでおり、5期連続で過去最高益を更新する見通しとなっています。
UUUM<3990>
同社は、YouTuberの制作マネジメントやサポート事業を展開しています。動画広告市場の拡大が追い風となり、再生回数に連動するアドセンス収入や広告収入が想定より大きく伸び、通期業績の上方修正を発表しています。所属YouTuberのグッズ販売も好調でした。
そのほか、AI関連のPKSHA Technology<3993>、ソフトウェアの機能テストやコンサルを行うSHIFT<3697>や直近IPOの識学<7049>、マーケティング関連のソウルドアウト<6553>、GW関連銘柄との期待もあるand factory<7035>、ロボット関連のRPAホールディングス<6572>、オペレーティング・リース事業が中心のジャパンインベストメントアドバイザー<7172>、アパレル関連の夢展望<3185>などがランクインしています。
スキャナーでいち早く相場の値動きを察知し、その後、綿密にファンダメンタル分析を行うフローが重要です。値動き察知の作業にもかなりの時間が必要になりますが、スキャナーで設定をしておけば、その時間をコンパクトにし、ファンダメンタル分析に時間を割くことができます。
(レポート内で紹介のスクリーニング要件を設定した『スキャナー』は、『マネックス証券トレードステーションのHP コラム・レポートのページ』からダウンロードできます。)
次回も、このような形で、話題のニュースから読み解いたテーマとトレードステーションのツールについてお話しします。
※「馬渕磨理子が実践!トレードステーション利用術」は、米国TradeStation Groupが開発したトレーディングツール「トレードステーション」の日本語版(マネックス証券が提供)を馬渕磨理子の見解で注目し、コメントしたものです。開発会社や日本語版提供会社との見解とは異なる場合があります。
(フィスコ企業リサーチレポーター 馬渕磨理子)
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