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オークネット、今期経常を一転13%減益に下方修正

配信元:株探
投稿:2019/11/12 15:00
 オークネット <3964> が11月12日大引け後(15:00)に決算を発表。19年12月期第3四半期累計(1-9月)の連結経常利益は前年同期比28.7%減の18.6億円に減った。
 併せて、通期の同利益を従来予想の36.7億円→28.7億円(前期は33億円)に21.8%下方修正し、一転して13.0%減益見通しとなった。

 会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結経常利益も従来予想の23.5億円→15.5億円(前年同期は14.6億円)に34.0%減額し、増益率が61.0%増→6.3%増に縮小する計算になる。

 直近3ヵ月の実績である7-9月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比29.6%減の5.4億円に減り、売上営業利益率は前年同期の16.5%→10.3%に大幅低下した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
 通期の連結業績予想につきましては、四輪事業は、新規会員獲得の営業活動、販売促進活動等の施策、その他情報流通事業は、ブランド品の海外ビジネスの強化、花き(切花・鉢物)の配送効率化によるコスト削減等の施策により、売上高、営業利益とも従来予想を概ね達成する水準で推移しました。 デジタルプロダクツ事業は、国内スマートフォンの販売不振等の影響により、市場全体の流通台数が減少している中、2019 年4月から主要取引先との受託範囲を拡大し、1台当たりの取扱手数料の改定と流通台数の増加を組み合わせた契約内容に変更することで、売上高及び営業利益の増加を目指しました。しかしながら、第3四半期までの流通台数が想定していたほど伸びず、また、国内のセンター移転による一時的なコスト増により、売上高、営業利益とも減少しました。他方、海外においては、米国事業拠点のインフラは整ったものの、提携先との取引準備に時間を要し、試験的取引の段階に止まったこと等により、売上高は増加したものの、営業利益は減少しました。 これらの状況を踏まえ、第4四半期を展望したところ、デジタルプロダクツ事業の国内流通においては、10 月に入り新型スマートフォンの販売が堅調に推移し、流通台数が回復すると見ているものの、第3四半期までのマイナス分を取り戻すまでは見込めず、また、米国における流通について、年内は現在の傾向が続くものと思われることから、通期の連結業績予想につきましては、2019 年2月14 日に公表した業績予想を修正することといたしました。 また、2019 年12 月期の期末配当金につきましては、1 株当たり13 円(年間26 円)の従来予想から変更はありません。※ 上記の業績予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は、今後さまざまな要因によって予想数値と異なる結果となる可能性があります。
配信元: 株探
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