三菱紙、4-12月期(3Q累計)経常が6.6倍増益で着地・10-12月期は黒字浮上

　三菱製紙 <3864> [東証Ｐ] が2月14日後場(14:00)に決算を発表。24年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比6.6倍の43.3億円に急拡大し、通期計画の75億円に対する進捗率は5年平均の41.1％を上回る57.8％に達した。

　会社側が発表した第3四半期累計の実績と据え置いた通期計画に基づいて、当社が試算した1-3月期(4Q)の連結経常利益は前年同期比30.0％増の31.6億円に拡大する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常損益は8億円の黒字(前年同期は8.5億円の赤字)に浮上し、売上営業損益率は前年同期の-1.6％→1.8％に大幅改善した。

株探ニュース