日経平均5日前引け＝4日ぶり反落、369円安の2万7917円

　5日前引けの日経平均株価は4日ぶり反落。前日比369.53円（-1.31％）安の2万7917.89円で前場の取引を終了した。東証プライムの値上がり銘柄数は106、値下がりは1708、変わらずは21と、値下がり銘柄の割合が90％を超える全面安商状だった。

　日経平均マイナス寄与度は54.9円の押し下げでファストリ <9983>がトップ。以下、ファナック <6954>が25.42円、ダイキン <6367>が17.62円、第一三共 <4568>が15.55円、信越化 <4063>が8.98円と並んだ。

　プラス寄与度トップは東エレク <8035>で、日経平均を11.69円押し上げ。次いでオリンパス <7733>が5.90円、ネクソン <3659>が1.69円、ＮＴＴデータ <9613>が1.36円、パナＨＤ <6752>が1.10円と続いた。

　業種別では33業種中32業種が下落し、上昇は海運の1業種のみ。値下がり1位は鉄鋼で、以下、石油・石炭、卸売、繊維、機械、輸送用機器が並んだ。

株探ニュース