915円
ファインデックスのニュース
■ウネリー <5034> 2,570円 (+500円、+24.2%) ストップ高
unerry <5034> [東証G]がストップ高。同社は13日取引終了後、24年6月期第2四半期累計(23年7-12月)の単独営業損益が3400万円の赤字(前年同期は3600万円の赤字)になったと発表。ただ、10-12月期に限れば1200万円の黒字(前年同期は600万円の赤字)に浮上していることが好感されたようだ。第2四半期累計の売上高は前年同期比20.7%増の11億4800万円、10-12月期は前年同期比31.3%増の6億5800万円で着地。顧客単価を維持しながらリカーリング顧客数(4半期以上連続で取引のある顧客企業、及び直近3ヵ月以上連続で取引のある新規顧客企業)が順調に伸びたことが寄与した。なお、通期業績予想については売上高28億9800万円(前期比39.6%増)、営業利益1億1700万円(同3.3倍)とする従来見通しを据え置いている。
■インテグラル <5842> 3,700円 (+700円、+23.3%) ストップ高
インテグラル <5842> [東証G]がストップ高。13日の取引終了後、23年12月期の連結決算を発表。最終利益は前の期比3.7倍の75億5400万円と大幅な増益となった。前の期に続き過去最高益となったほか、直近3ヵ月間の10-12月期で最終利益は同2.7倍となった。24年3月期の業績予想は非開示とするものの、中間と期末でそれぞれ12円、年間では24円の初配当を実施する計画を示しており、業況と株主還元姿勢を好感した買いが集まった。23年12月期はJRC <6224> [東証G]の上場による売り出しと、コンヴァノ <6574> [東証G]など3社の売却、スカイマーク <9204> [東証G]の部分売却を行い、投資売却による実現利益が増加した。
■ファーストA <5588> 2,216円 (+400円、+22.0%) ストップ高
ファーストアカウンティング <5588> [東証G]がストップ高。昨年9月下旬に東証グロース市場に新規上場したニューフェースで、人工知能(AI)技術を活用して経理業務の自動化を担うビジネスを展開する。同社が提供する経理AIソリューションサービス「Robota」シリーズや、請求書処理AIプラットフォーム「Remota」が企業の旺盛なデジタルトランスフォーメーション(DX)投資需要をとらえ業績を牽引。また、昨年10月に導入されたインボイス制度が同社の活躍機会を高めている。そうしたなか、13日取引終了後に発表した24年12月期業績予想は売上高が前期比34%増の16億5300万円、営業利益が同33%増の1億6700万円と大幅な伸びを見込んでおり、これを材料視する形で投資資金が集中した。
■タツモ <6266> 4,025円 (+700円、+21.1%) ストップ高
東証プライムの上昇率トップ。タツモ <6266> [東証P]がストップ高。13日の取引終了後、24年12月期連結業績予想について売上高を前期比27.8%増の360億円、営業利益を同25.9%増の46億円と前期に続き過去最高を更新する見通しを発表。配当予想も前期比6円増の30円としており、これを好感した買いを集めた。電気自動車(EV)向けや、家電製品に安定した電源を供給するインバーターなどのパワー半導体の需要拡大に伴い、メーカーの設備投資が継続されると見込む。同時に発表した23年12月期決算は売上高が前の期比15.6%増の281億6100万円、営業利益が同30.2%増の36億5400万円だった。
■イトーキ <7972> 1,767円 (+300円、+20.5%) ストップ高
東証プライムの上昇率2位。イトーキ <7972> [東証P]がストップ高。13日の取引終了後に24年12月期連結業績予想を発表し、売上高を前期比3.4%増の1375億円、営業利益を同17.3%増の100億円と前期に続き過去最高となる見通しを示した。配当予想も前期比10円増の52円としており、これを好感した買いが膨らんだ。ポストコロナの「働く環境」づくりをリードするための新しい働き方やワークプレイスの提案、価値向上に重点を置いた営業活動を展開していく。同時に発表した23年12月期決算は売上高が前の期比7.8%増の1329億8500万円、営業利益が同86.0%増の85億2300万円だった。あわせて、取得上限900万株(自己株式を除く発行済み株数の19.85%)、または159億円とする大規模な自社株買いの実施を発表。また、株主還元方針について従来の「配当性向30%を目途」から「配当性向40%」を目指す方針に変更したほか、中期経営計画の策定、株主優待制度の新設を明らかにした。
■AIins <4488> 8,840円 (+1,500円、+20.4%) ストップ高
AI inside <4488> [東証G]がストップ高。同社はディープラーニングによるAI認識技術を活用したクラウドサービスを手掛け、クラウド型OCRサービス「DX Suite」を主力展開する。13日取引終了後に24年3月期業績予想の修正を発表した。全社的な生産性向上への取り組みや採用戦略の見直しなどで利益率が向上しており、営業利益は従来計画の1億8500万円から4億7900万円(前期比69%増)に大幅増額した。減益予想から一転して7割増益予想に変わり、これがサプライズとなって上値を見込んだ投資資金が集中した。
■東和薬品 <4553> 3,195円 (+502円、+18.6%) ストップ高
東証プライムの上昇率3位。東和薬品 <4553> [東証P]がストップ高。13日の取引終了後、24年3月期の連結業績予想について、売上高を2163億円から2290億円へ、営業利益を118億円から155億円、純利益を69億円から130億円へ上方修正したことが好感された。決算期変更に伴い前期との比較はできないものの、東和薬品において近年追補品を中心に想定よりも販売数量が伸びており、引き続き増加が見込まれることに加えて、三生医薬も好調が続く見込みであることが要因としている。また、販管費の一部で費消の遅れなどがあることも寄与する。なお、同時に発表した第3四半期累計(23年4-12月)決算は、売上高1683億2500万円(前年同期比19.9%増)、営業利益132億400万円(同2.5倍)、純利益115億1800万円(同5.8倍)だった。
■LINK&M <2170> 677円 (+100円、+17.3%) ストップ高
東証プライムの上昇率4位。リンクアンドモチベーション <2170> [東証P]がストップ高。13日の取引終了後、23年12月期の連結決算発表にあわせ、24年12月期の業績予想を開示した。今期の最終利益は前期比14.3%増の32億4800万円と、2期連続の最高益更新を見込む。事業の成長と収益力の向上を評価した買いが集まったようだ。今期の売上収益は同8.6%増の369億円を計画。年間配当予想は同30銭増配の11円60銭とした。人的資本経営の機運が高まるなか、モチベーションクラウドシリーズの拡大に注力する方針。開拓余地の大きい国内の大手企業への導入を推進するとともに、日系グローバル企業の海外現地法人への導入も図る。23年12月期の売上収益は前の期比3.6%増の339億6900万円、最終利益は同38.1%増の28億4200万円だった。
■CCT <4371> 2,901円 (+401円、+16.0%) 一時ストップ高
コアコンセプト・テクノロジー <4371> [東証G]が4日続急騰、一時ストップ高となった。13日の取引終了後に発表した24年12月期連結業績予想で、売上高208億5600万円(前期比31.0%増)、営業利益23億9800万円(同37.5%増)、純利益16億4600万円(同26.3%増)と大幅増収増益を見込むことが好感された。DX支援でアウトバウンド営業や「Orizuru」の機能拡充、クラウドソリューションのプロダクト拡大に注力し、製造業・建設業・物流業を中心とした既存顧客の拡大と新規顧客の開拓を進める方針。一方のIT人材 調達支援は、引き続き営業人員増強による大手SIerとの取引拡大を進めるほか、地方の中小IT企業を対象とした「Ohgi」のアウトバウンド開拓やM&Aに取り組み、一般人材からハイバリュー人材まで人材提案の幅の拡大を図るとしている。なお23年12月期決算は、前期は単独決算のため単純比較はできないものの、売上高159億2100万円、営業利益17億4400万円、純利益13億300万円となった。また同時に、外観検査AIソリューションを手掛けるPros Cons(東京都江東区)の全株式を16日付で取得し子会社化すると発表。あわせてSAPジャパン(東京都千代田区)とパートナー契約を締結し、本格的なERPソリューション展開を開始すると発表しており、これらも好材料視された。
■ニッパツ <5991> 1,460.5円 (+194.5円、+15.4%)
東証プライムの上昇率7位。ニッパツ <5991> [東証P]が続急騰。13日の取引終了後、24年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結決算発表にあわせ、年間配当予想を6円増額して40円(前期比8円増配)に見直した。取得総数1200万株(自己株式を除く発行済み株式総数の5.30%)、取得総額180億円を上限とする自社株買いの実施も公表した。更に、政策保有株式の見直しに伴う投資有価証券売却益を計上する見込みとなったことを受け、通期の最終利益予想を250億円から350億円(前期比62.5%増)に引き上げており、これらをポジティブ視した買いが集まった。通期の最終利益は2期ぶりに過去最高益を更新する見込み。売上高と営業・経常利益の予想は据え置いた。4-12月期の売上高は前年同期比10.0%増の5622億8800万円、最終利益は同11.4%減の209億8100万円だった。
■ウェルスナビ <7342> 1,966円 (+258円、+15.1%)
ウェルスナビ <7342> [東証G]が3日続急騰。日本経済新聞電子版が13日、「三菱UFJフィナンシャル・グループ(FG)は投資一任サービスのロボットアドバイザー(ロボアド)最大手のウェルスナビに約150億円出資する」と報じた。これを手掛かりに買われたようだ。なお、報道を受けてウェルスナビは14日にコメントを発表。「現時点で決定した事実はない」とした上で、「14日取締役会を開催する予定であり、開示すべき事実が発生した場合には、速やかに公表する」とした。
■ファインデ <3649> 1,143円 (+150円、+15.1%) ストップ高
東証プライムの上昇率8位。ファインデックス <3649> [東証P]がストップ高。同社は2月13日大引け後に決算を発表、23年12月期の連結経常利益は前の期比44.7%増の15.2億円に拡大し、24年12月期も前期比4.2%増の15.9億円に伸びを見込み、3期連続で過去最高益を更新する見通しとなったことで好感されたようだ。これで4期連続の増益になる。同時に、前期の年間配当を11円→13円(前の期は9.5円)に増額し、今期も前期比2円増の15円に増配する方針とした。
■航空電子 <6807> 2,850円 (+365円、+14.7%) 一時ストップ高
東証プライムの上昇率10位。日本航空電子工業 <6807> [東証P]が急反騰、一時ストップ高となった。ロイター通信が14日、航空電子に関し、複数のプライベートエクイティ(PE)ファンドが市場株価を大幅に上回る価格での買収提案を同社とNEC <6701> [東証P]に示したと報じた。少なくともPEファンド3社が、NECの上場子会社である航空電子の買収を提案。買収価格は最高で1株4000円前後だったという。買収時に株価に上乗せされるプレミアムを巡る思惑が広がったようだ。NECも後場に動意づき、3%を超す上昇となる場面があった。
■ケンコーマヨ <2915> 2,124円 (+270円、+14.6%)
ケンコーマヨネーズ <2915> [東証P]が3日続急騰。2000円の大台に乗せて、2020年2月以来の高値圏で推移した。13日の取引終了後、24年3月期の業績と配当予想の上方修正を発表。最終利益の見通しを5億7000万円から23億9000万円(前期比4.9倍)に引き上げたほか、期末配当予想を5円増額して20円に見直した。これらを好感した買いが入り、ショートカバーを誘発。株高に拍車が掛かったようだ。今期の売上高予想は9000万円増額し、874億9000万円(同6.2%増)に修正した。高病原性鳥インフルエンザの発生状況が落ち着きをみせはじめた。鶏卵価格や食用油価格の足もとの状況を踏まえて業績予想に反映した。年間配当予想は30円(前期比13円増配)となる。4-12月期の売上高は前年同期比7.2%増の671億300万円、最終利益は同5.8倍の16億5100万円だった。加えて、同社は取得総数15万株(自己株式を除く発行済み株式総数の0.93%)、取得総額2億7810万円を上限に、東証の自己株式立会外買付取引(ToSTNeT─3)を通じて自社株買いを実施すると発表。14日、上限となる15万株を2億7810万円で取得したと公表した。
■ピラー <6490> 5,540円 (+675円、+13.9%) 一時ストップ高
日本ピラー工業 <6490> [東証P]が続急騰、一時ストップ高となった。13日の取引終了後、24年3月期の連結業績予想の修正を発表。経常利益の見通しを125億円から142億円(前期比0.4%増)に引き上げた。減益予想から一転、前期に続き過去最高益の更新を見込む。また、これまで普通配当50円、特別配当10円の合計60円としていた期末配当予想について、普通配当を19円増額するとともに創業100周年の記念配当10円を新たに加え、合計で89円にすると公表。これらをポジティブ視した買いが集まった。電子機器関連事業において、原材料価格の高騰に対する利益改善策が進捗し、利益を押し上げる。産業機器関連事業では社会インフラ市場向け補修事業の進捗状況が良好だとし、業績予想に反映した。今期の売上高予想は据え置いた。特別配当と記念配当を合わせた年間配当予想は149円(前期比16円増配)となる。
■ステラケミ <4109> 3,825円 (+425円、+12.5%)
ステラ ケミファ <4109> [東証P]が続急騰。同社は2月13日大引け後に決算を発表、24年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比32.3%減の25.3億円に落ち込んだが、通期計画の24.5億円に対する進捗率が103.6%とすでに上回り、さらに5年平均の75.5%も超えた。同時に、従来未定としていた今期の年間配当は145円(前期は60円)実施する方針としており、好感されたようだ。
■丸全運 <9068> 4,580円 (+500円、+12.3%)
丸全昭和運輸 <9068> [東証P]が続急騰。同社は2月13日大引け後に決算を発表、24年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比2.8%増の108億円となったが、通期計画の150億円に対する進捗率は72.3%となり、5年平均の73.7%とほぼ同水準だった。同時に、今期の年間配当を従来計画の110円→130円(前期は100円)に増額修正しており、好感されたようだ。また、発行済み株式数(自社株を除く)の1.31%にあたる27万株(金額で11億0160万円)を上限に、2月14日朝の東証の自己株式立会外買付取引「ToSTNeT-3」で自社株買いを実施すると発表している。
※14日の上昇率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。
株探ニュース
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