2,016円
ロードスターキャピタルのニュース
日経平均株価
始値 33022.38
高値 33089.82(09:01)
安値 32726.68(10:40)
大引け 32775.82(前日比 -455.45 、 -1.37% )
売買高 13億4935万株 (東証プライム概算)
売買代金 3兆5833億円 (東証プライム概算)
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■本日のポイント
1.日経平均は大幅安、3万3000円台割り込む
2.朝からリスクオフ鮮明で一時500円超下落
3.香港株などの下げ顕著で手控えムード助長
4.東エレクはじめ半導体主力株の下げ目立つ
5.値下がり銘柄数1300超、全体の8割占める
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは前週末比41ドル安と5日ぶりに反落した。材料に欠ける中、主力株を中心に利益確定売りが優勢となった。
東京市場では、主力株をはじめ幅広い銘柄にリスク回避の売りがかさみ、日経平均株価は3万3000円台を割り込む展開となった。
5日の東京市場は、終始売り優勢だった。前日の米国株市場では米長期金利の上昇を背景にハイテク株中心に売りがかさみ、特に半導体関連大型株の下げが目立った。これを受けて東京市場でも同関連の一角などリスク回避の戻り売りが続いた。日経平均は一時500円あまり下落する場面もあったが、取引時間中はドル・円相場が円安方向に振れたことで、輸出セクター中心に株価の下支え材料となった。また、先物主導で売りがかさみ全体相場を押し下げたが、アジア株市場では香港ハンセン指数などの下げが目立ち、その連想で見切り売りを誘発した部分もあったようだ。プライム市場の値下がり銘柄数は1300を上回り、全体の80%を占めている。日経平均は大幅な下げをみせたが、売り一巡後は25日移動平均線近辺で下げ止まる形となっている。
個別では、大商いのレーザーテック<6920>が6日ぶりに反落したほか、東京エレクトロン<8035>、アドバンテスト<6857>、ディスコ<6146>など半導体製造装置関連の主力株の下げが目立つ。ルネサスエレクトロニクス<6723>も安い。ソフトバンクグループ<9984>が軟調、リクルートホールディングス<6098>も値を下げた。ファーストリテイリング<9983>が下値を探り、キーエンス<6861>も売りに押された。グッドコムアセット<3475>が一時ストップ安となり、I-PEX<6640>も急落した。セレス<3696>も大幅安。
半面、さくらインターネット<3778>が終盤急速に上げ幅を縮めたものの続伸、楽天銀行<5838>が活況高、ミツバ<7280>、UACJ<5741>も買われた。西武ホールディングス<9024>も高い。タクマ<6013>、近鉄グループホールディングス<9041>が値を上げたほか、M&Aキャピタルパートナーズ<6080>なども上値を伸ばした。サイバーエージェント<4751>も物色人気。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はファナック <6954>、キッコマン <2801>、豊田通商 <8015>、ソニーG <6758>、トレンド <4704>。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約23円。
日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄は東エレク <8035>、ファストリ <9983>、アドテスト <6857>、信越化 <4063>、TDK <6762>。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約300円。
東証33業種のうち上昇は8業種。上昇率の上位5業種は(1)陸運業、(2)ゴム製品、(3)食料品、(4)空運業、(5)保険業。一方、下落率の上位5業種は(1)精密機器、(2)鉄鋼、(3)機械、(4)電気機器、(5)金属製品。
■個別材料株
△住石HD <1514> [東証S]
麻生の保有割合上昇で需給思惑的買い入る。
△パス <3840> [東証S]
北海道医療大との「フコキサンチン」研究結果の論文公開。
△トラストHD <3286> [東証G]
駐車場事業好調で好業績低PERに着目。
△さくらネット <3778> [東証P]
エヌビディア
△サイジニア <6031> [東証G]
ハッシュタグ活用エンジンが資生堂 <4911> の美容サイトに導入。
△ACSL <6232> [東証G]
オアシスが10%超の大株主に浮上。
△タムロン <7740> [東証P]
23年12月期業績及び配当予想を上方修正。
△西武HD <9024> [東証P]
円高一服とインバウンド需要の根強い期待で買い戻し。
△大運 <9363> [東証S]
海運株人気波及し投資マネーが集中、地合い悪に逆行。
△グラッドC <9561> [東証G]
AIによる新たなソリューションサービスを開発。
▼アダストリア <2685> [東証P]
11月既存店売上高は21ヵ月連続前年上回るも利益確定売り先行。
▼グッドコムA <3475> [東証P]
23年10月期業績は計画を大幅に下振れて着地。
東証プライムの値上がり率上位10傑は(1)さくらネット <3778>、(2)ミツバ <7280>、(3)楽天銀 <5838>、(4)UACJ <5741>、(5)タムロン <7740>、(6)西武HD <9024>、(7)タクマ <6013>、(8)近鉄GHD <9041>、(9)リックス <7525>、(10)M&Aキャピ <6080>。
値下がり率上位10傑は(1)グッドコムA <3475>、(2)I・PEX <6640>、(3)アイネス <9742>、(4)野村マイクロ <6254>、(5)セレス <3696>、(6)宮越HD <6620>、(7)LTS <6560>、(8)TOWA <6315>、(9)ロードスター <3482>、(10)T&Gニーズ <4331>。
【大引け】
日経平均は前日比455.45円(1.37%)安の3万2775.82円。TOPIXは前日比19.96(0.84%)安の2342.69。出来高は概算で13億4935万株。東証プライムの値上がり銘柄数は294、値下がり銘柄数は1333となった。東証グロース250指数は693.79ポイント(19.61ポイント安)。
[2023年12月5日]
株探ニュース
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