あさひ、3-11月期(3Q累計)経常は52％増益・通期計画を超過、今期配当を10円増額修正

　あさひ <3333> が12月25日大引け後(15:00)に決算を発表。21年2月期第3四半期累計(3-11月)の経常利益(非連結)は前年同期比52.2％増の72.1億円に拡大し、通期計画の61.7億円に対する進捗率が117.0％とすでに上回り、さらに5年平均の113.1％も超えた。

　会社側が発表した第3四半期累計の実績と据え置いた通期計画に基づいて、当社が試算した12-2月期(4Q)の経常損益は10.4億円の赤字(前年同期は4.9億円の赤字)に赤字幅が拡大する計算になる。

　同時に、期末一括配当を従来計画の18円→28円(前期は18円)に大幅増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である9-11月期(3Q)の経常利益は前年同期比19.3％増の9.9億円に伸びたが、売上営業利益率は前年同期の5.3％→5.1％とほぼ横ばいだった。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　当社は、株主に対する利益還元を経営の最重要課題として認識しており、業績や今後の出店計画等を考慮したうえで、安定した配当を行うことを基本方針としております。　この方針に基づき、堅調な業績推移を踏まえ、期末につきましては、2020年４月３日に公表した１株当たり配当予想から　10円増額の28円とし、年間配当予想を28円に修正いたします。