フィルＣ、非開示だった今期最終は赤字転落へ

　フィル・カンパニー <3267> が10月13日大引け後(15:00)に決算を発表。20年11月期第3四半期累計(19年12月-20年8月)の連結最終損益は1億円の赤字(前年同期は3億1900万円の黒字)に転落した。
　併せて、非開示だった通期の業績予想は連結最終損益が1億5000万円の赤字(前期は6億円の黒字)に転落する見通しを示した。

　会社側が発表した第3四半期累計の実績と通期計画に基づいて、当社が試算した9-11月期(4Q)の連結最終損益は5000万円の赤字(前年同期は2億8100万円の黒字)に転落する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である6-8月期(3Q)の連結最終利益は前年同期比76.1％減の4800万円に大きく落ち込み、売上営業利益率は前年同期の19.0％→7.5％に急低下した。

株探ニュース