決算プラス・インパクト銘柄 【東証プライム】引け後 … 良品計画、ローソン、ＩＤＯＭ (10月13日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証プライムの銘柄である。株価が決算発表前日の10月12日から13日の決算発表を経て16日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.2　良品計画 <7453>
　23年8月期の連結経常利益は前の期比2.8％減の361億円になったが、従来予想の297億円を上回って着地。

★No.4　アステナＨＤ <8095>
　23年11月期第3四半期累計(22年12月-23年8月)の連結経常利益は前年同期比53.1％増の7.9億円に拡大し、通期計画の4.1億円に対する進捗率が192.7％とすでに上回り、さらに5年平均の73.7％も超えた。

★No.5　サインポスト <3996>
　24年2月期第2四半期累計(3-8月)の経常損益(非連結)は3000万円の赤字(前年同期は5900万円の赤字)に赤字幅が縮小した。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<7599> ＩＤＯＭ 　　　東Ｐ 　 +14.11 　 10/13　　上期　　　-16.45
<7453> 良品計画 　　　東Ｐ 　 +10.31 　 10/13　本決算　　　 27.23
<7607> 進和 　　　　　東Ｐ　　 +5.28 　 10/13　本決算　　　-29.04
<8095> アステナＨＤ 　東Ｐ　　 +4.55 　 10/13　　　3Q　　　 53.10
<3996> サインポスト 　東Ｐ　　 +2.93 　 10/13　　上期　　　　赤縮

<2651> ローソン 　　　東Ｐ　　 +2.75 　 10/13　　上期　　　 52.45
<3244> サムティ 　　　東Ｐ　　 +1.85 　 10/13　　　3Q　　　　7.77
<3201> ニッケ 　　　　東Ｐ　　 +0.74 　 10/13　　　3Q　　　-15.88
<6199> セラク 　　　　東Ｐ　　 +0.08 　 10/13　本決算　　　　3.90

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした16日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース