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Hamee Research Memo(1):2018年4月期業績は会社計画を上回る公算大

配信元:フィスコ
投稿:2018/01/15 15:06
■要約

Hamee<3134>は、スマートフォンアクセサリーの企画販売を行うコマース事業と、EC事業者向けのプラットフォーム事業を両輪に成長中。コマース事業に続きプラットフォーム事業でも海外展開を目指している。2015年4月に東証マザーズ、2016年7月に東証第1部に上場を果たしている。経済産業省・東京証券取引所が選ぶ「攻めのIT経営銘柄」※に2016年以降、2年連続で選定されている。

※日本企業の戦略的IT利活用の促進に向けた取り組みの一環として、中長期的な企業価値の向上や競争力の強化といった視点から経営革新、収益水準・生産性の向上をもたらす積極的なITの利活用に取り組んでいる企業を「攻めのIT経営銘柄」として、業種区分ごとに選定している。


1. 2018年4月期第2四半期累計業績は2ケタ増収増益に
2018年4月期第2四半期累計の連結業績は、売上高で前年同期比17.6%増の4,210百万円、営業利益で同42.0%増の550百万円と半期ベースで過去最高を連続更新した。自社企画商品であるiPhone用ケース「iFace」を中心にコマース事業の売上高が同15.8%増の3,608百万円、セグメント利益が同46.4%増の766百万円と好調に推移したほか、プラットフォーム事業もEC自動化プラットフォーム「ネクストエンジン」の契約社数拡大と既存顧客の平均売上単価の上昇により、売上高で同27.3%増の593百万円、セグメント利益で同10.5%増の206百万円と順調に拡大したことが要因だ。第2四半期累計の会社計画は開示していないものの、利益ベースではプラットフォーム事業の投資増により前年同期比微減益を見込んでいたようで、好調な進捗となった。

2. 2018年4月期業績は会社計画を上回る見通し
2018年4月期の連結業績は売上高で前期比9.6%増の9,320百万円、営業利益で同5.0%増の1,161百万円と期初計画を据え置いたが、弊社では会社計画を上回る公算が大きいと見ている。iPhoneXの発売が第3四半期にずれ込んだ影響で、コマース事業の売上増ペースが再加速しているほか、プラットフォーム事業についても契約社数及び既存顧客の平均売上単価が想定を上回って推移しそうなためだ。特に「iFace」についてはiPhoneX用に加えて、iPhone7等の旧機種向けのタイプも堅調に推移しているのが従来とは異なる点として挙げられる。格安スマートフォン用としてiPhone旧機種の需要が伸びていることが背景にある。

3. 中期的にはプラットフォーム事業が成長をけん引
中期的にはコマース事業での安定成長に加えて、プラットフォーム事業を飛躍的に伸ばしていくことで高成長を実現していく戦略だ。プラットフォーム事業は2017年10月末で「ネクストエンジン」の契約社数が2,896社となり毎月、40社ペースで増加しているが、今後、初期設定作業を大幅に簡略化できる機能や越境EC機能などを提供していくことで増加ペースを加速化させ、早期に5,000社の達成を目指す。5,000社まで拡大した段階で、「ネクストエンジン」で収集したビッグデータを活用した販売支援系サービスを提供し、更なる成長を進めていく計画となっている。

4. 株主還元は配当性向10%を確保、将来的には配当性向で20〜30%の安定配当を目指す
2018年4月期の1株当たり配当金は前期比0.5円増配の5.0円(配当性向10.5%)を予定している。当面は配当性向で10%を確保する方針だが、将来的には20~30%の水準に引き上げていく方針で、収益の成長とともに配当成長も期待できることになる。

■Key Points
・モバイル周辺アクセサリーのネット販売からスタート、ECプラットフォーム事業へと展開
・iPhoneX効果は第3四半期から本格寄与、「ネクストエンジン」は想定を上回るペースで成長続く
・コマース事業の安定成長とプラットフォーム事業の飛躍により、今後も高成長が続く見通し

(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)

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配信元: フィスコ
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