305円
TRUCK-ONEのニュース
8日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
・日経平均は大幅反発、いったんアク抜けも上値重い展開か
・ドル・円は小じっかり、日本や中国の株高で円売り
・値上がり寄与トップは、ファーストリテ<9983>、同2位はダイキン<6367>
■日経平均は大幅反発、いったんアク抜けも上値重い展開か
日経平均は大幅反発。423.30円高の22509.10円(出来高概算7億6900万株)で前場の取引を終えた。前日の米国市場では、注目の米中間選挙は大方の予想通り、共和党が上院の過半数議席を維持する一方で、民主党が下院を支配する結果となった。先行き不透明感が払拭されたほか、米中貿易摩擦を巡る協議進展への期待からハイテク株を中心に終日大幅上昇となった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比440円高の22560円となり、こちらにサヤ寄せする格好で朝方から日経平均は買い戻しの動きが先行した。物色としては、好業績銘柄中心に買われたほか、値がさハイテク株やメガバンクなどが強い動きをみせた。
東証1部の値上がり銘柄数は1836銘柄となっており、全体の87%程度を占めた。指数インパクトの大きいところでは、ダイキン工業<6367>、ファーストリテイリング<9983>、ソフトバンクG<9984>などが上昇。ダイキン工業は6日発表の第2四半期増益決算が市場期待値に届かなかったことから前日に売り込まれた下落分を吸収する格好となっている。セクターでは、ゴム製品を除く32業種が揃って上昇した。なかでも、石油石炭製品や鉱業の上げが目立った。
午前のオプション市場では、コール優位の状況となっている。直近7日の日中取引にて、米中間選挙にて民主党による下院勝利報道が伝わったことから、短期目線の投資家が買いポジションを手仕舞う動きがみられていた。これにより、米中間選挙を通過した後のナイトセッションでは、改めて資金が向かう可能性も意識されたが、権利行使価格23000円超のコールオプションを手がける動きは少なく、日経平均の上値の重さが意識されている。
大きな波乱なく米中間選挙を通過し、いったんは東京市場にもイベント通過による安心感が広がる格好となっている。とはいえ、共和党による両院支配体制を維持できなかったことで市場では、「新たな財政刺激策導入の可能性は低下した」との指摘も聞かれており、市場の方向感は掴みにくい状況だ。そんななか、日経平均は直近の価格帯別売買高にて商いの積みあがっている22500-22700円を前に戻り売り圧力も強く、本格的なショートカバーの流れは見込みにくいところである。目先の関心としては、信用評価損益率が改善基調にあることを受けての中小型株物色や、足元で売り込まれていた値がさハイテク株などに対する短期的な買い戻しの動きが主体となるなかでの物色の広がりを慎重に見極めたいところ。
■ドル・円は小じっかり、日本や中国の株高で円売り
8日午前の東京市場でドル・円は小じっかり。日本株に続き中国株も堅調地合いで推移し、円売りでドルは113円70銭近くに値を上げた。
ドル・円は、日経平均株価の大幅高を手がかりに円売りが先行し、ドルは上昇基調が続く。上海総合指数もプラス圏で推移しており、ドルは一時113円68銭まで値を切り上げた。
ランチタイムの日経平均先物は堅調地合いとなり、日本株高継続を意識した円売りが続く。一方、欧米株式先物はマイナス圏で推移し、今晩の欧米株高をにらんだドル買いは見込みにくい。
ここまでの取引レンジは、ドル・円は113円48銭から113円68銭、ユーロ・円は129円71銭から129円95銭、ユーロ・ドルは1.1425ドルから1.1437ドルで推移した。
■後場のチェック銘柄
・TRUCK-ONE<3047>やアジアゲートホールディングス<1783>など、5銘柄がストップ高
※一時ストップ高・安(気配値)を含みます
・値上がり寄与トップは、ファーストリテ<9983>、同2位はダイキン<6367>
■経済指標・要人発言
【要人発言】
・オアNZ準備銀総裁
「潜在力を超えて経済成長を進めることを望む」
・日銀金融政策決定会合における主な意見(10月30-31日分)
「2%に向けたモメンタムは維持、強力な金融緩和を粘り強く継続することが必要」
「労働需給の引き締まりなどに比べて基調としての物価は弱めの動き」
「金融システム面の副作用を慎重に点検しつつ、物価上昇を粘り強く待つことが肝要」
【経済指標】
・日・9月経常収支:+1兆8216億円(予想:+1兆7865億円、8月:+1兆8384億円)
・日・9月機械受注(船舶・電力除く民需):前月比-18.3%(予想:-9.0%、8月:+6.8%)
<国内>
・14:00 10月景気ウォッチャー調査・現状判断(予想:48.7、9月:48.6)
<海外>
・時間未定 中・10月輸出(前年比予想:+11.7%、9月:+14.5%)
・時間未定 中・10月輸入(前年比予想:+14.5%、9月:+14.3%)
・15:45 スイス・10月失業率(予想:2.4%、9月:2.4%)
・16:00 独・9月貿易収支(予想:+200億ユーロ、8月:+171億ユーロ)
<HH>
・日経平均は大幅反発、いったんアク抜けも上値重い展開か
・ドル・円は小じっかり、日本や中国の株高で円売り
・値上がり寄与トップは、ファーストリテ<9983>、同2位はダイキン<6367>
■日経平均は大幅反発、いったんアク抜けも上値重い展開か
日経平均は大幅反発。423.30円高の22509.10円(出来高概算7億6900万株)で前場の取引を終えた。前日の米国市場では、注目の米中間選挙は大方の予想通り、共和党が上院の過半数議席を維持する一方で、民主党が下院を支配する結果となった。先行き不透明感が払拭されたほか、米中貿易摩擦を巡る協議進展への期待からハイテク株を中心に終日大幅上昇となった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比440円高の22560円となり、こちらにサヤ寄せする格好で朝方から日経平均は買い戻しの動きが先行した。物色としては、好業績銘柄中心に買われたほか、値がさハイテク株やメガバンクなどが強い動きをみせた。
東証1部の値上がり銘柄数は1836銘柄となっており、全体の87%程度を占めた。指数インパクトの大きいところでは、ダイキン工業<6367>、ファーストリテイリング<9983>、ソフトバンクG<9984>などが上昇。ダイキン工業は6日発表の第2四半期増益決算が市場期待値に届かなかったことから前日に売り込まれた下落分を吸収する格好となっている。セクターでは、ゴム製品を除く32業種が揃って上昇した。なかでも、石油石炭製品や鉱業の上げが目立った。
午前のオプション市場では、コール優位の状況となっている。直近7日の日中取引にて、米中間選挙にて民主党による下院勝利報道が伝わったことから、短期目線の投資家が買いポジションを手仕舞う動きがみられていた。これにより、米中間選挙を通過した後のナイトセッションでは、改めて資金が向かう可能性も意識されたが、権利行使価格23000円超のコールオプションを手がける動きは少なく、日経平均の上値の重さが意識されている。
大きな波乱なく米中間選挙を通過し、いったんは東京市場にもイベント通過による安心感が広がる格好となっている。とはいえ、共和党による両院支配体制を維持できなかったことで市場では、「新たな財政刺激策導入の可能性は低下した」との指摘も聞かれており、市場の方向感は掴みにくい状況だ。そんななか、日経平均は直近の価格帯別売買高にて商いの積みあがっている22500-22700円を前に戻り売り圧力も強く、本格的なショートカバーの流れは見込みにくいところである。目先の関心としては、信用評価損益率が改善基調にあることを受けての中小型株物色や、足元で売り込まれていた値がさハイテク株などに対する短期的な買い戻しの動きが主体となるなかでの物色の広がりを慎重に見極めたいところ。
■ドル・円は小じっかり、日本や中国の株高で円売り
8日午前の東京市場でドル・円は小じっかり。日本株に続き中国株も堅調地合いで推移し、円売りでドルは113円70銭近くに値を上げた。
ドル・円は、日経平均株価の大幅高を手がかりに円売りが先行し、ドルは上昇基調が続く。上海総合指数もプラス圏で推移しており、ドルは一時113円68銭まで値を切り上げた。
ランチタイムの日経平均先物は堅調地合いとなり、日本株高継続を意識した円売りが続く。一方、欧米株式先物はマイナス圏で推移し、今晩の欧米株高をにらんだドル買いは見込みにくい。
ここまでの取引レンジは、ドル・円は113円48銭から113円68銭、ユーロ・円は129円71銭から129円95銭、ユーロ・ドルは1.1425ドルから1.1437ドルで推移した。
■後場のチェック銘柄
・TRUCK-ONE<3047>やアジアゲートホールディングス<1783>など、5銘柄がストップ高
※一時ストップ高・安(気配値)を含みます
・値上がり寄与トップは、ファーストリテ<9983>、同2位はダイキン<6367>
■経済指標・要人発言
【要人発言】
・オアNZ準備銀総裁
「潜在力を超えて経済成長を進めることを望む」
・日銀金融政策決定会合における主な意見(10月30-31日分)
「2%に向けたモメンタムは維持、強力な金融緩和を粘り強く継続することが必要」
「労働需給の引き締まりなどに比べて基調としての物価は弱めの動き」
「金融システム面の副作用を慎重に点検しつつ、物価上昇を粘り強く待つことが肝要」
【経済指標】
・日・9月経常収支:+1兆8216億円(予想:+1兆7865億円、8月:+1兆8384億円)
・日・9月機械受注(船舶・電力除く民需):前月比-18.3%(予想:-9.0%、8月:+6.8%)
<国内>
・14:00 10月景気ウォッチャー調査・現状判断(予想:48.7、9月:48.6)
<海外>
・時間未定 中・10月輸出(前年比予想:+11.7%、9月:+14.5%)
・時間未定 中・10月輸入(前年比予想:+14.5%、9月:+14.3%)
・15:45 スイス・10月失業率(予想:2.4%、9月:2.4%)
・16:00 独・9月貿易収支(予想:+200億ユーロ、8月:+171億ユーロ)
<HH>
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