4,251円
日清食品ホールディングスのニュース
■ニーズウェル <3992> 755円 (+26円、+3.6%)
ニーズウェル <3992> [東証P]が大幅高で4日続伸。11月30日の取引終了後、大手IT企業から海外拠点向け業務システム開発を受注したと発表したことが好感された。同社では19年10月に開設した長崎のニアショア拠点を活用し、オフショア開発では難易度が高いシステム開発をするとしている。
■グリコ <2206> 4,205円 (+126円、+3.1%)
江崎グリコ <2206> [東証P]が大幅続伸。1日、一部商品の価格改定を発表。「ポッキー」などの菓子類や加工食品類、ベビー用食品類など合計247品目で値上げを実施する。収益面でのポジティブな影響を期待した買いが入ったようだ。菓子類では2月に出荷価格を3~13%引き上げる。
■レーザーテク <6920> 34,040円 (+1,000円、+3.0%)
レーザーテック <6920> [東証P]が大幅高で4日続伸。岩井コスモ証券は30日、同社株の投資判断「A」を継続するとともに、目標株価を3万4000円から4万円に引き上げた。同社はEUV(極端紫外線)光を使ったフォトマスク欠陥検査装置ACTIS「A300」を発表した。ACTISはフォトマスクの欠陥を検査する光源に露光装置と同じEUV光を使っており、他の光源を使う欠陥検査装置に比べてフォトマスク上の多層膜内部の欠陥を検出でき、マスク回路パターンの欠陥検出力が高い。自社開発の光源URASHIMAも搭載しており、2ナノ以降の半導体フォトマスク検査において必須アイテムになる可能性を指摘し、株価プレミアムと成長期待の両方を押し上げるとみている。
■エムアップ <3661> 1,043円 (+25円、+2.5%)
エムアップホールディングス <3661> [東証P]が反発。SBI証券は30日、エムアップの目標株価を1950円から2150円に引き上げた。23年4-9月期の業況について、ファンクラブの開設遅延などで課題を残したとしながらも、下期以降はキャッチアップが可能と指摘。電子チケット事業では大手プレイガイドとの連携の強化の動きが注目されるとしたうえで、ダイナミックプライシングの導入も今後のカタリストとして注視したいとしている。投資判断は「買い」を継続した。
■SFJ <9206> 2,740円 (+47円、+1.8%)
スターフライヤー <9206> [東証S]が反発。11月30日の取引終了後に発表した10月度の旅客輸送・運航実績で、全路線合計の旅客数が13万9507人となり、前年同月比35.0%増と大幅に増加したことが好感された。また、座席利用率は81.4%となり、前年同月に比べ同7.8ポイント上昇。関西~羽田線や福岡~羽田線などの利用率が上昇した。
■日シス技術 <4323> 2,750円 (+42円、+1.6%)
日本システム技術 <4323> [東証P]が3日続伸。11月30日の取引終了後、レセプト処理業務やレセプト内容点検業務など保険者市場向けサービスを展開するケーシップ(大阪府豊中市)の全株式を取得し子会社化することで基本合意したと発表しており、好材料視された。ケーシップの子会社化は、グループ全体としての保険者市場での取引数増大やビッグデータの拡充を図るのが狙い。また、グループのICTやDX技術とケーシップの業務ノウハウを統合することで、取引保険者への提供価値向上を目指すとしている。取得価額や株式取得日などの詳細は今後決定する予定。なお、同件による業績への影響は精査中としている。
■ラクーンHD <3031> 692円 (+11円、+1.6%)
ラクーンホールディングス <3031> [東証P]が反発。11月30日の取引終了後に発表した第2四半期累計(5-10月)連結決算は、営業利益が3億2600万円(前年同期比46.3%減)と大幅減益となり、これを受けて株価は続落してスタートしたものの、直近で下落基調にあっただけにアク抜け感から切り返した。売上高は28億1900万円(同9.2%増)だった。PaidのGMV(流通取引総額)が前年同期比17.7%増と増加しグループのGMVを牽引したほか、URIHOの保証残高が同38.0%増と順調に積み上がり、これらによりフィナンシャル事業が同17.3%増と全体の増収を牽引した。一方で、EC事業の積極的なプロモーション投資の実施により広告宣伝費・販売促進費が大きく増加し、利益を圧迫した。24年4月期通期業績予想は、売上高62億4000万~64億4000万円(前期比17.3~21.0%増)、営業利益8億5000万~10億5000万円(同28.8~12.0%減)の従来見通しを据え置いている。
■三菱UFJ <8306> 1,273円 (+18円、+1.4%)
三菱UFJフィナンシャル・グループ <8306> [東証P]が続伸、三井住友フィナンシャルグループ <8316> [東証P]も4日ぶり反発といずれも足もと買い優勢の展開となった。地銀株も総じて高かった。ここ米長期金利の急低下を背景に運用環境の改善期待が剥落し、銀行セクターは上値の重い動きとなっていた。米長期金利に連動して国内長期金利も水準を切り下げる展開で、銀行にとって向かい風が意識されている。ただ、前日11月30日は米国で10月のPCEデフレーターが事前予想通り減速を示したものの、米債券市場では目先出尽くし売りを誘い、米10年債利回りは4.3%台に切り返す展開となった。また、これを受けて国内でも新発10年債利回りが足もとで0.690%と上昇に転じている。日米の長期債利回りが揃って水準を切り上げていることで、メガバンクや地銀株などを買い戻す動きを誘発した。
■NEC <6701> 8,357円 (+117円、+1.4%)
日本電気 <6701> [東証P]が3日続伸。30日に投資家向け説明会を開催。政府の防衛費予算の大幅な増加などを背景に、航空宇宙・防衛 事業の売上収益が拡大する見通しを示しており、買い安心感をもたらしたようだ。同事業については、特殊要因を除いたベースで26年3月期に売上収益を3500億円(23年3月期は2329億円)、調整後営業利益を420億円(同240億円)に伸ばす目標を掲げる。26年3月期までに1000人規模の増員を計画。東京都府中市の拠点で新棟を設置し、生産設備を増強する。
■日清食HD <2897> 14,870円 (+205円、+1.4%)
日清食品ホールディングス <2897> [東証P]が3日ぶり反発。SMBC日興証券が30日、日清食HDの目標株価を1万4500円から1万6300円に引き上げた。投資評価は「1」を継続する。コロナ禍やインフレを契機に収益力が一気に高まり、安定した成長を見通せる方向に経営体質も強化しつつあると指摘。来期は値上げ効果の一巡が見込まれるものの、グローバルでは堅調な需要が想定されるとし、収益成長性を考慮すると中期的な上昇余地があると評価した。同証券は日清食HDの25年3月期営業利益予想を760億円から825億円に増額した。
■ダスキン <4665> 3,303円 (+45円、+1.4%)
ダスキン <4665> [東証P]が反発。30日の取引終了後、北関東地域を中心にイタリアンレストランなどを展開する企業の管理統括会社である健康菜園(群馬県桐生市)の株式を取得し、完全子会社化すると発表。これを手掛かり視した買いが入ったようだ。健康菜園は、同地域で高い知名度を持つ「ナポリの食卓」や「とり弁鶏」など5業態で直営22店舗、フランチャイズ1店舗のレストランを運営するボストンハウス(同)を管理・統括する。ダスキンは完全子会社化後、出店地域の拡大を図る方針。フランチャイズでの展開も踏まえ、2034年3月末に全国で50店の展開を目指すという。
※1日の上昇率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。
株探ニュース
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