ETF売買動向＝29日寄り付き、日経レバの売買代金は181億円と低調

　29日寄り付きの上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、9時16分時点でETF・ETN合計の売買代金が前日同時刻比28.3％増の364億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）22銘柄の売買代金は同35.2％増の274億円となっている。

　個別ではＮＥＸＴ　エネルギー資源 <1618> 、グローバルＸ　Ｓ＆Ｐ５００配当貴族 <2236> 、ＮＥＸＴ　ＦＵＮＤＳ新興国債券 <2519> 、ｉシェアーズ米国債１－３年ＥＴＦ <2620> 、グローバルＸ　フィンテック－日本株式ＥＴＦ <2836> が新高値。

　そのほか目立った値動きではＯｎｅ　ＥＴＦ　南方　中国Ａ株　ＣＳＩ５００ <2553> は4.20％安、ＮＥＸＴ　香港ハンセンダブル・ブル <2031> は3.90％安、中国Ｈ株ブル２倍上場投信 <1572> は3.71％安と大幅に下落。

　日経平均株価が318円安と急落するなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金181億3200万円となり東証全銘柄でトップ。ただ、売買代金は過去5営業日における同時刻の平均215億6600万円を大きく下回っており低調。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が19億5300万円、ＮＥＸＴ　日経２２５連動型 <1321> が14億7900万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が12億6000万円、楽天ＥＴＦ－日経レバレッジ指数連動型 <1458> が11億3700万円、楽天ＥＴＦ－日経ダブルインバース指数連動型 <1459> が10億9900万円の売買代金となっている。

株探ニュース