171円
ひらまつのニュース
■サイフューズ <4892> 899円 (+150円、+20.0%) ストップ高
サイフューズ <4892> [東証G]がストップ高。16日午後10時から放送されるテレビ東京の経済ニュース「WBS(ワールドビジネスサテライト)」の番組内で紹介される予定となっており、人気化を見込んだ先回り的な買いが流入したようだ。なお、内容は再生医療の現場や世界初の製品開発に取り組む同社の現状などという。
■ひらまつ <2764> 263円 (+22円、+9.1%)
東証プライムの上昇率トップ。ひらまつ <2764> [東証P]が急反発。15日の取引終了後に発表した7月度の月次速報(単体)で全社売上高が前年同月比8.8%増と増収基調が続いたことが好感された。連日の猛暑や円安、物価高などの懸念があるものの、夏休みシーズンが始まり、外食需要及び国内旅行需要を取り込む施策が功を奏し、レストラン、ブライダル、ホテルの全ての事業で増収となったという。
■インフォR <9338> 3,305円 (+235円、+7.7%)
INFORICH <9338> [東証G]が5日続急伸。16日、電気自動車(EV)ユーザー向けサービスの開発などを進めるプラゴ(東京都品川区)との協業を開始したと発表。これを手掛かり視した買いが集まったようだ。インフォRが運営するシェアリングエコノミープラットフォームアプリ「ShareSPOT」や、モバイルバッテリーシェアリングアプリ「ChargeSPOT」と、プラゴのアプリ「Myプラゴ」を連携し、新たなサービスを提供する。ユーザーはEV充電ステーションの検索や予約、オンライン決済などを一つのアプリで行うことが可能になるという。
■ギフティ <4449> 1,798円 (+125円、+7.5%)
東証プライムの上昇率5位。ギフティ <4449> [東証P]が3日続急伸。大和証券が15日付で同社の投資判断を「2」から「1」としたことが好材料視されたようだ。なお、目標株価は3100円を据え置いている。14日に発表した23年12月期上期営業利益は10億900万円(前年同期比3.8倍)で、同証券によると全国旅行支援関連の一巡を除けば第2四半期売上高は前四半期を上回り、営業利益は先行投資負担があるものの前年同期比で大幅増益を確保したという。自治体での利用の裾野の広がりなど、今後の業績モメンタムの強まりが期待される内容だったと評価しており、23年12月期通期の営業利益予想を9億1000万円から12億2000万円(会社予想8億1300万円)へ、24年12月期同利益予想を15億9000万円から19億9000万円へそれぞれ引き上げた。
■VIX短先物 <1552> 720円 (+50円、+7.5%)
国際のETF VIX短期先物指数 <1552> [東証E]が6日ぶり急反発。同ETFは米国株式相場の予想変動率を示すVIX指数との連動性を持つ。15日の米国株式市場は調整色が強まり、ダウ工業株30種平均は361ドル安。米VIX指数は16台に急上昇し、同ETFの上昇につながった。中国経済の先行き不透明感が強まるなか、米国における実質金利の上昇がリスク資産である株式への売りを促すシナリオが横たわり、投資家の警戒感が強まったようだ。日経平均株価の予想変動率を示す日経平均VIも上昇した。
■ロボペイ <4374> 1,880円 (+111円、+6.3%)
ROBOT PAYMENT <4374> [東証G]が3日ぶり急反発。15日の取引終了後に発表した7月度の全社売上高が前年同月比27.5%増となり、増収基調が続いたことが好感された。サブスクペイ、請求管理ロボともに好調に推移している。
■コスモスイニ <8844> 712円 (+38円、+5.6%)
コスモスイニシア <8844> [東証S]が4日続急伸。時価は20年2月以来、3年半ぶりの高値水準を走った。首都圏を中心にマンション開発・販売を展開するが、訪日外国人を対象に長期滞在型アパートメントホテルなどにも注力しており、最近の訪日客急増を背景にインバウンド特需を取り込むことへの期待がある。24年3月期は営業利益段階で前期比12%増の55億円と2ケタ成長を見込んでいる。ここ急速に上値を伸ばしているが、依然としてPER7倍前後、PBR0.5倍台と割安感が強く、継続的な投資資金の流入が観測された。
■富士製薬 <4554> 1,160円 (+53円、+4.8%)
富士製薬工業 <4554> [東証P]が大幅高で4日続伸。15日の取引終了後、抗造血器悪性腫瘍剤「レナリドミド」の製造販売承認を取得したと発表。今後の収益貢献を期待した買いが入ったようだ。レナリドミドは台湾のLotus Pharmaceuticalとの資本・業務提携契約に基づき、同社から導入した初の医薬品。富士製薬は抗がん剤のラインアップ強化につなげる。
■さくらネット <3778> 1,018円 (+45円、+4.6%)
さくらインターネット <3778> [東証P]が大幅高で3日続伸。16日付の日本経済新聞朝刊で「行政のデジタル化を支えるクラウドで、欧州を中心に外資依存から脱却を図る動きが広がっている」と報じられ、なかで日本についても「政府は大規模なクラウドの運営に国内企業を関与させ、ノウハウの蓄積を後押しする」と紹介されている。国内企業の候補として、NEC <6701> [東証P]や富士通 <6702> [東証P]、インターネットイニシアティブ <3774> [東証P]と並んで同社の名前も挙げられており、これが好材料視されたようだ。
■住友林 <1911> 4,189円 (+175円、+4.4%)
住友林業 <1911> [東証P]が大幅続伸。同社は木造建築の大手住宅メーカーで、米国での展開を主力としている。日本時間今晩9時半に7月の米住宅着工件数が発表されるが、市場では「6月の住宅着工は低調だったが、7月は前月比で1%程度改善している公算が大きい。それを先回りした買いが入ったのではないか。また、直近、バフェット氏が率いるバークシャー・ハザウェイが米国の住宅建設3社に投資したことが報じられたことが同社株を刺激している可能性もある」(中堅証券アナリスト)と指摘されていた。株式需給面では信用取組が売り長状態にあり、日証金では逆日歩がついていることも株価に浮揚力を与えたようだ。
■パーク24 <4666> 2,138円 (+89円、+4.3%)
パーク24 <4666> [東証P]が大幅反発。15日の取引終了後に7月の月次速報を発表した。国内の駐車場事業で、タイムズパーキングの売上高は前年同月比6.7%増となった。伸び率は6月の6.1%を上回り、業況を評価した買いを集めたようだ。タイムズパーキングの売上総利益率は同2.1ポイント上昇した。また、モビリティ事業における7月のタイムズカーの1台当たり利用料は前年同月比で改善。タイムズカーの会員数は前月比で4万4000人増の228万9000人となった。海外の駐車場事業も稼働は堅調に推移しているとした。
■デリバリコン <9240> 460円 (+14円、+3.1%)
デリバリーコンサルティング <9240> [東証G]が5日ぶり大幅反発。15日の取引終了後、従業員持株会を設立し、10月から継続的に株式を購入すると発表しており、需給関係にプラスに働くとの期待感から買われたようだ。
■古野電 <6814> 1,320円 (+38円、+3.0%)
古野電気 <6814> [東証P]が大幅続伸。同社は16日、自社が開発した建設現場向けWi-Fiシステム「ウェーブガイドLAN」と地下現場向けWi-Fiシステム「ジョインフルLAN」が、国土交通省が運営する新技術情報提供システム「NETIS」に登録されたと発表。これによる利用拡大などが期待されたようだ。NETISとは、民間企業などによって開発された新技術に係る情報共有及び提供するためのデータベース。同社が提供する土木現場向けWi-Fiシステム「ホップワイドLAN」も今年2月に登録されており、今後は国や地方自治体が発注元となる公共工事において、これら3種のWi-Fiシステムを採用することで、工事成績評定や総合評価落札方式での加点対象になるという。
■CVSベイ <2687> 861円 (+25円、+3.0%)
シー・ヴイ・エス・ベイエリア <2687> [東証S]が大幅続伸。800円台前半のもみ合いを続けていたが、16日は全体地合い悪に逆行し大幅高となった。同社は千葉や東京をテリトリーにホテルやマンションの管理事業を展開するが、訪日外国人観光客の急増を背景に宿泊施設へのニーズが高まっており、収益機会の拡大につながっている。24年2月期は営業利益段階で前期比3.9倍の3億1400万円予想と急回復する見通し。株価は7月中旬にマドを開けて急速に上放れたが、7月19日にザラ場974円の高値をつけてからは目先筋の売りに押され、調整局面に移行していた。16日は一気に買い優勢に傾いた。東証が16日の売買分から信用取引の臨時措置を解除、日証金も増担保金徴収措置の解除日にあたり、これは株価面ではポジティブ材料となった。
■神栄 <3004> 1,340円 (+37円、+2.8%)
神栄 <3004> [東証S]が続伸。16日午前10時ごろ、子会社の神栄テクノロジーがIoTシステム全体をワンストップで提案し提供するサービス「S3 PLATFORM」によるDX化支援事業を開始すると発表しており、好材料視された。「S3 PLATFORM」は、各種センサーの研究・開発・製造を行い、校正を実施するというセンサメーカーとしての機能を基にしたセンシングの提案から、目的や用途に応じた最適なシステムの選定、更には測定し取得したデータの活用やマネジメントまで、 IoTシステム全体をワンストップで提案し提供するサービス。神栄テクノロジーでは同サービスを用い、医薬品分野のGMP/GDP(製造管理/流通管理)や食品分野のHACCP、クリーンルーム管理など厳格な品質管理が求められる用途を中心に、スマートファクトリー化や物流DX化の実現を支援するとしている。
■エムアップ <3661> 1,399円 (+37円、+2.7%)
エムアップホールディングス <3661> [東証P]が続伸。15日の取引終了後に自社株買いを実施すると発表したことが好感された。上限を10万株(発行済み株数の0.27%)、または1億5000万円としており、取得期間は8月16日から8月31日まで。経営環境の変化に対応した機動的な資本政策を可能とするほか、株主還元の拡充や資本効率の向上を図ることが目的としている。
■H2Oリテイ <8242> 1,761円 (+29円、+1.7%)
エイチ・ツー・オー リテイリング <8242> [東証P]が6日続伸。2018年12月以来、およそ4年8ヵ月ぶりの高値水準で推移する。15日の取引終了後に7月度の営業概況を発表した。連結売上高は前年同月比8.8%増と増収基調を継続しており、買い安心感をもたらしたようだ。百貨店事業の売上高は同15.0%増、食品事業は同3.5%増となった。阪急阪神百貨店の阪急本店と阪神梅田本店はともに2ケタ増で、支店では神戸阪急や博多阪急の伸びが目立った。イズミヤ・阪急オアシスと関西スーパーマーケットの既存店も増収となった。
■クラレ <3405> 1,496円 (+24.5円、+1.7%)
クラレ <3405> [東証P]が反発。SBI証券が15日、クラレの目標株価を1600円から1700円に引き上げた。投資判断は「中立」を据え置く。同証券によるクラレの業績予想に変更はないものの、エチレン・ビニルアルコール共重合体(EVOH)樹脂「エバール」の生産能力拡大については、中期的な収益拡大に寄与すると指摘する。半面、セグメントごとのPER(株価収益率)を修正し、ビニルアセテートを9.9倍(従来9.4倍)、機能材料を9.2倍(同8.8倍)などに見直した。
■東映アニメ <4816> 12,400円 (+120円、+1.0%)
東映アニメーション <4816> [東証S]が続伸。岩井コスモ証券は15日、同社株の投資判断を「B+」から「A」に引き上げた。目標株価は1万5000円を継続した。第1四半期(4-6月)の連結営業利益は前年同期比49.0%減の20億9500万円と大幅減益となった。映画「聖闘士星矢 The Beginning」の想定外の不調などが響いた。ただ、会社計画の修正はしておらず、10月に「ONE PIECE FILM RED」が再上映される見込みであることなどを考慮すると計画の達成及び上振れが期待できる状況と指摘。同証券では24年3月期の同利益は会社計画の175億円(前期比39.0%減)に対して195億円を予想している。特に、日本のアニメ・マンガ文化が海外に浸透し開拓しやすくなっており、海外市場の取り込みによる成長に期待できる点を評価している。
※16日の上昇率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。
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