木徳神糧が反発、第２四半期４６．９％営業増益を好感

　木徳神糧＜2700.T＞が反発、一時前日比２５円高の７６０円まで買われている。同社は１１日の取引終了後、１５年１２月期第２四半期累計（１～６月）の連結決算を発表。売上高は５１０億８２００万円（前年同期比５．３％減）、営業利益は７億７９００万円（同４６．９％増）、純利益は５億２２００万円（同２．１倍）と大幅な増益となった。競争激化により国産米の販売価格が前年同期比で大幅に下落したが、中食や外食向けの精米販売や卸業者間における玄米販売の拡大、仕入れ手法の多様化などが利益を押し上げている。
　通期業績は売上高１０１０億円（前期比４．８％減）、営業利益１１億円（同２．８％減）、純利益６億８０００万円（同０．５％減）の従来見通しを据え置いた。配当については、第２四半期と期末でそれぞれ従来予想の４円から５円に引き上げ、年間配当を１０円（前期１０円）に引き上げている。

木徳神糧の株価は１０時１２分現在７４９円（△１４円）

出所：株経通信（株式会社みんかぶ）