ETF売買動向＝5日前引け、原油先Ｗブル、ＷＴガソリンが新高値

　5日前場の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比20.9％増の3425億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同18.5％増の3005億円だった。

　個別ではＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　ＷＴＩ　原油上場 <1690> 、ＷＴＩ原油価格連動型上場投信 <1671> 、ＮＥＸＴ　ロシア株式指数 <1324> 、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　ガソリン上場投資信託 <1691> 、ＮＥＸＴ　エネルギー資源 <1618> など7銘柄が新高値。グローバルＸ　レジャー＆エンターテインメント <2645> 、グローバルＸ　メタルビジネス－日本株式 <2646> 、上場インデックスファンド新興国債券 <1566> 、ＮＥＸＴ　韓国ＫＯＳＰＩダブル・ブル <2033> 、グローバルＸ　半導体関連－日本株式 <2644> など6銘柄が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きではＮＥＸＴ　日経平均ＶＩ先物 <2035> が5.23％高、Ｓ＆ＰＧＳＣＩ商品指数 <1327> が4.29％高、国際のＥＴＦ　ＶＩＸ短期先物指数 <1552> が3.15％高と大幅な上昇。

　一方、Ｏｎｅ　ＥＴＦ　南方中国Ａ株　ＣＳＩ５００ <2553> は4.38％安、ダイワ上場投信－ＭＳＣＩ日本株人材設備投資指数 <1479> は3.89％安、ＮＥＸＴ　電機・精密 <1625> は3.18％安、ＮＥＸＴ　南アフリカ株式指数 <1323> は3.15％安、ＮＺＡＭ　上場投信　日経２２５ <2525> は3.12％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が786円安と急落するなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金1447億4900万円となり東証全銘柄でトップ。過去5営業日における前引け時点の平均売買代金1115億6100万円を大きく上回る活況となった。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が344億5700万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が248億9200万円、楽天ＥＴＦ－日経ダブルインバース指数連動型 <1459> が227億5500万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が192億4300万円、楽天ＥＴＦ－日経レバレッジ指数連動型 <1458> が173億5300万円の売買代金となった。

株探ニュース