ETF売買動向＝21日寄り付き、日経レバの売買代金は272億円と低調

　21日寄り付きの上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、9時15分時点でETF・ETN合計の売買代金が前日同時刻比23.0％増の587億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）22銘柄の売買代金は同29.1％増の526億円となっている。

　個別では上場中国Ａ株パンダ <1322> が新高値。ｉシェアーズユーロ建て投資適格社債ＥＴＦ（為替ヘッジあり） <2623> が新安値をつけている。

　そのほか目立った値動きではマザーズ・コア上場投信 <1563> が3.56％高、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　ブロード上場投資信託 <1684> が3.23％高と大幅な上昇。

　一方、ＮＥＸＴ　ＦＵＮＤＳ　野村企業価値分配指数連動型 <1480> は4.01％安、国際のＥＴＦ　ＶＩＸ短期先物指数 <1552> は3.05％安と大幅に下落している。

　日経平均株価が311円高と急騰するなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金272億6100万円となり東証全銘柄でトップ。ただ、売買代金は過去5営業日における同時刻の平均318億300万円を大きく下回っており低調。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が63億6100万円、楽天ＥＴＦ－日経レバレッジ指数連動型 <1458> が43億2900万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が37億4600万円、楽天ＥＴＦ－日経ダブルインバース指数連動型 <1459> が29億9500万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が29億7700万円の売買代金となっている。

株探ニュース