ETF売買動向＝1日寄り付き、日経レバの売買代金は241億円と活況

　1日寄り付きの上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、9時16分時点でETF・ETN合計の売買代金が前週末同時刻比147.6％増の441億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同145.6％増の408億円となっている。

　個別ではマザーズ・コア上場投信 <1563> 、ＮＥＸＴ　シンガポール <2045> 、ＮＥＸＴ　ＦＵＮＤＳ米国投資適格社債 <2554> 、上場インデックスファンドアジアリート <1495> 、ｉシェアーズ・コア米国債７－１０年　ＥＴＦ <1656> など9銘柄が新高値。日経４００ダブルインバースインデックス連動 <1472> 、国際のＥＴＦ　ＶＩＸ短期先物指数 <1552> 、ＮＥＸＴ韓国ＫＯＳＰＩ・ベア <2034> 、ＮＥＸＴ　日経平均ＶＩ先物 <2035> 、ＮＥＸＴ　ＮＹ　ダウ・ベア・ドルヘッジＥＴＮ <2041> が新安値をつけている。

　そのほか目立った値動きでは中国Ｈ株ブル２倍上場投信 <1572> が5.04％高、ＣｈｉｎａＡＭＣ　ＣＳＩ３００　Ｉｎｄｅｘ　ＥＴＦ <1575> が4.95％高、ＮＥＸＴ　原油ブル <2038> が3.83％高、ＥＴＦＳ　パラジウム上場投資信託 <1675> が3.79％高、ＭＡＸＩＳ　ＨｕａＡｎ中国株式（上海１８０Ａ株） <2530> が3.78％高と大幅な上昇。

　一方、ＥＴＦＳ　金上場投資信託 <1672> は3.68％安、ＥＴＦＳ　とうもろこし上場投資信託 <1696> は3.13％安、ＮＥＸＴ　金ブル <2036> は3.02％安と大幅に下落している。

　日経平均株価が349円高と急騰するなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金241億6700万円となり東証全銘柄でトップ。過去5営業日における同時刻の平均売買代金117億2200万円を大きく上回る活況となっている。

　その他の日経平均ETFでは日経２２５連動型上場投資信託 <1321> が78億6600万円、ＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が44億3600万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が10億8200万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が6億8100万円、楽天ＥＴＦ－日経レバレッジ指数連動型 <1458> が5億9500万円の売買代金となっている。

株探ニュース