ETF売買動向＝18日前引け、ＭＸＪリコア、ＭＸＪリートが新高値

　18日前場の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比69.6％増の1210億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同69.6％増の1142億円だった。

　個別ではＭＡＸＩＳ　Ｊリート・コア上場投信 <2517> 、ＭＡＸＩＳ高利回りＪリート上場投信 <1660> 、ＳＭＡＭ　東証ＲＥＩＴ指数上場投信 <1398> 、ＮＺＡＭ　ＲＥＩＴ指数 <1595> 、ＭＡＸＩＳ　Ｊリート上場投信 <1597> など9銘柄が新高値。ダイワ電力・ガス上場投信・ＴＯＰＩＸ－１７ <1644> 、東証銀行業株価指数連動型上場投資信託 <1615> 、ＮＥＸＴ　運輸・物流 <1628> 、ＮＥＸＴ　鉄鋼・非鉄鉄鋼・非鉄 <1623> 、ＮＥＸＴ　電力・ガス電力・ガス <1627> など11銘柄が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きでは国際のＥＴＦ　ＶＩＸ短期先物指数 <1552> が3.45％高と大幅な上昇。

　一方、ダイワエネルギー資源上場投信・ＴＯＰＩＸ－１７ <1635> は5.87％安、ＮＥＸＴ　原油ブル <2038> は3.51％安、ＥＴＦＳ　農産物上場投資信託 <1687> は3.33％安、ダイワ建設・資材上場投信・ＴＯＰＩＸ－１７ <1636> は3.22％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が343円安と急落するなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金734億9500万円となり東証全銘柄でトップ。過去5営業日における前引け時点の平均売買代金483億4800万円を大きく上回る活況となった。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が193億1300万円、日経２２５連動型上場投資信託 <1321> が100億5400万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が31億6500万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が22億8900万円、楽天ＥＴＦ－日経ダブルインバース指数連動型 <1459> が11億8000万円の売買代金となった。

株探ニュース