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*08:47JST 前場に注目すべき3つのポイント~日中は値がさハイテク株の動向睨みの相場展開~
7日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
■日中は値がさハイテク株の動向睨みの相場展開
■味の素、3Q税前利益 2.9%増 1144億円
■前場の注目材料:三菱ケミG、アプリでプレス機向けゴムフィルム拡販、AI活用し最適提示
■日中は値がさハイテク株の動向睨みの相場展開
7日の日本株市場は、米ハイテクが利食いに押された流れから、やや売り優勢の相場展開になりそうだ。6日の米国市場は、NYダウが141ドル高、ナスダックは11ポイント高だった。中国政府による株価対策への期待から買われる場面もみられたが、地銀セクターに対する懸念が上値を抑制した。また、ハイテクは利食いに押され、軟調に推移。クリーブランド連銀のメスター総裁が、米連邦公開市場委員会(FOMC)が年後半に利下げを巡りより確信するだろうと発言すると、金利低下に連れてNYダウは上げ幅を拡大した。シカゴ日経225先物清算値は大阪比110円安の35970円、円相場は1ドル147円90銭台で推移している。
シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、やや売り先行で始まることになりそうだ。米国市場は主要な株価指数が上昇したものの、前日の最高値を更新したエヌビディアが利食いに押されるなど、半導体株の一角には利益確定の流れが目立った。この流れから東エレク<8035>など指数インパクトの大きい値がさハイテク株の重荷となりそうだ。
日経225先物はナイトセッションで一時35820円まで売られる場面が見られた。引けにかけて下落幅を縮めたものの36000円を下回って終えている。36000円を挟んだ推移が見込まれるものの、戻りの鈍さが意識されてくるようだと、短期筋の売り仕掛け的な動きが強まる可能性がありそうだ。そのため、日中は値がさハイテク株の動向睨みの相場展開になりそうだ。もっとも、決算発表がピークを迎えるなか、積極的な売買は限られるだろう。そのため、短期的な売り仕掛けに対しては、その後のショートカバー狙いのスタンスに向かわせそうである。
なお、決算では6日の取引終了後に発表したトーアミ<5973>、ツムラ<4540>、大阪チタ<5726>、椿本チエイン<6371>、システナ<2317>、グローリー<6457>、大本組<1793>、GSユアサ<6674>、フレクト<4414>、ケーズHD<8282>、淀川鋼<5451>、戸上電<6643>、横河電<6841>、スガイ化学工業<4120>、極東開<7226>、MIEコーポ<3442>、共和レザー<3553>、萬世電機<7565>、タツモ<6266>、ユシロ化<5013>、リベロ<9245>、KHネオケム<4189>、ニップン<2001>、大水<7538>などが注目される。
■味の素、3Q税前利益 2.9%増 1144億円
味の素<2802>が発表した2024年3月期第3四半期業績は、売上高が前年同期比4%増の1兆676.45億円、税引前利益が同2.9%増の1144.44億円だった。売上高は、ファンクショナルマテリアルズ(電子材料等)の販売減の影響等によりヘルスケア等セグメントが減収となったものの、販売単価の上昇や換算為替の影響等により調味料・食品セグメント及び冷凍食品セグメントが増収となった。
■前場の注目材料
・NYダウは上昇(38521.36、+141.24)
・ナスダック総合指数は上昇(15609.00、+11.32)
・VIX指数は低下(13.06、-0.61)
・米原油先物は上昇(73.31、+0.53)
・米長期金利は低下
・米国のインフレ沈静化観測
・三菱ケミG<4188>アプリでプレス機向けゴムフィルム拡販、AI活用し最適提示
・KDDI<9433>ローソンにTOB、5000億円で50%取得へ
・東京ガス<9531>北米社に資本参加、天然ガスの収益拡大狙う
・新明和工業<7224>丸紅系と、ビジネスジェット整備で新会社、中部空港に拠点
・JR東<9020>シンガポールにCVC設立、生活サービスで協業
・レゾナックHD<4004>丸紅・九大などと地産地消プラリサイクル、10年以内に仕組み構築
・BIPROGY<8056>グループのUEL、3Dモデル活用ツール刷新、SaaS形式で提供
・三菱重<7011>英セメント工場向けCO2回収設備設計受注
・住友重<6302>ドローンでクレーン点検、グループ会社の住友重機建機が新サービス
・横河電機<6841>創薬向け高画質撮像装置を投入、水浸対物レンズ採用
・千代化建<6366>CCUSの3方式、常温昇圧式が効率的、日本郵船グループと比較検討
・大日本印刷<7912>印刷物の校正支援に生成AI機能追加
・NTT<9432>グループのコムウェアなど、DC運用の高度化実証、AIでICT機器の排熱解析
・商船三井<9104>JX石油開発と、日豪CCSバリューチェーン構築でコスト試算
・東亜建設工業<1885>建設発生土・受け入れ土の粒度分布をAIで判定
・清水建設<1803>ロボアーム型で有筋構造部材を自動造形
・東京ガス<9531>都の3水力電気を落札、荒川線などに供給
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・特になし
<海外>
09:00 ハーカー米フィラデルフィア連銀総裁講演(経済におけるFRBの役割) <ST>
■日中は値がさハイテク株の動向睨みの相場展開
■味の素、3Q税前利益 2.9%増 1144億円
■前場の注目材料:三菱ケミG、アプリでプレス機向けゴムフィルム拡販、AI活用し最適提示
■日中は値がさハイテク株の動向睨みの相場展開
7日の日本株市場は、米ハイテクが利食いに押された流れから、やや売り優勢の相場展開になりそうだ。6日の米国市場は、NYダウが141ドル高、ナスダックは11ポイント高だった。中国政府による株価対策への期待から買われる場面もみられたが、地銀セクターに対する懸念が上値を抑制した。また、ハイテクは利食いに押され、軟調に推移。クリーブランド連銀のメスター総裁が、米連邦公開市場委員会(FOMC)が年後半に利下げを巡りより確信するだろうと発言すると、金利低下に連れてNYダウは上げ幅を拡大した。シカゴ日経225先物清算値は大阪比110円安の35970円、円相場は1ドル147円90銭台で推移している。
シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、やや売り先行で始まることになりそうだ。米国市場は主要な株価指数が上昇したものの、前日の最高値を更新したエヌビディアが利食いに押されるなど、半導体株の一角には利益確定の流れが目立った。この流れから東エレク<8035>など指数インパクトの大きい値がさハイテク株の重荷となりそうだ。
日経225先物はナイトセッションで一時35820円まで売られる場面が見られた。引けにかけて下落幅を縮めたものの36000円を下回って終えている。36000円を挟んだ推移が見込まれるものの、戻りの鈍さが意識されてくるようだと、短期筋の売り仕掛け的な動きが強まる可能性がありそうだ。そのため、日中は値がさハイテク株の動向睨みの相場展開になりそうだ。もっとも、決算発表がピークを迎えるなか、積極的な売買は限られるだろう。そのため、短期的な売り仕掛けに対しては、その後のショートカバー狙いのスタンスに向かわせそうである。
なお、決算では6日の取引終了後に発表したトーアミ<5973>、ツムラ<4540>、大阪チタ<5726>、椿本チエイン<6371>、システナ<2317>、グローリー<6457>、大本組<1793>、GSユアサ<6674>、フレクト<4414>、ケーズHD<8282>、淀川鋼<5451>、戸上電<6643>、横河電<6841>、スガイ化学工業<4120>、極東開<7226>、MIEコーポ<3442>、共和レザー<3553>、萬世電機<7565>、タツモ<6266>、ユシロ化<5013>、リベロ<9245>、KHネオケム<4189>、ニップン<2001>、大水<7538>などが注目される。
■味の素、3Q税前利益 2.9%増 1144億円
味の素<2802>が発表した2024年3月期第3四半期業績は、売上高が前年同期比4%増の1兆676.45億円、税引前利益が同2.9%増の1144.44億円だった。売上高は、ファンクショナルマテリアルズ(電子材料等)の販売減の影響等によりヘルスケア等セグメントが減収となったものの、販売単価の上昇や換算為替の影響等により調味料・食品セグメント及び冷凍食品セグメントが増収となった。
■前場の注目材料
・NYダウは上昇(38521.36、+141.24)
・ナスダック総合指数は上昇(15609.00、+11.32)
・VIX指数は低下(13.06、-0.61)
・米原油先物は上昇(73.31、+0.53)
・米長期金利は低下
・米国のインフレ沈静化観測
・三菱ケミG<4188>アプリでプレス機向けゴムフィルム拡販、AI活用し最適提示
・KDDI<9433>ローソンにTOB、5000億円で50%取得へ
・東京ガス<9531>北米社に資本参加、天然ガスの収益拡大狙う
・新明和工業<7224>丸紅系と、ビジネスジェット整備で新会社、中部空港に拠点
・JR東<9020>シンガポールにCVC設立、生活サービスで協業
・レゾナックHD<4004>丸紅・九大などと地産地消プラリサイクル、10年以内に仕組み構築
・BIPROGY<8056>グループのUEL、3Dモデル活用ツール刷新、SaaS形式で提供
・三菱重<7011>英セメント工場向けCO2回収設備設計受注
・住友重<6302>ドローンでクレーン点検、グループ会社の住友重機建機が新サービス
・横河電機<6841>創薬向け高画質撮像装置を投入、水浸対物レンズ採用
・千代化建<6366>CCUSの3方式、常温昇圧式が効率的、日本郵船グループと比較検討
・大日本印刷<7912>印刷物の校正支援に生成AI機能追加
・NTT<9432>グループのコムウェアなど、DC運用の高度化実証、AIでICT機器の排熱解析
・商船三井<9104>JX石油開発と、日豪CCSバリューチェーン構築でコスト試算
・東亜建設工業<1885>建設発生土・受け入れ土の粒度分布をAIで判定
・清水建設<1803>ロボアーム型で有筋構造部材を自動造形
・東京ガス<9531>都の3水力電気を落札、荒川線などに供給
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・特になし
<海外>
09:00 ハーカー米フィラデルフィア連銀総裁講演(経済におけるFRBの役割) <ST>
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