決算マイナス・インパクト銘柄 【東証1部】寄付 … ソニーＧ、エムスリー、パナソニック (2月2日発表分)

―決算で売られた銘柄！ 下落率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある東証1部の銘柄である。株価が決算発表前日の2月1日から2日の決算発表を経て3日9時27分現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。

▲No.1　プリマ <2281>
　22年3月期の連結経常利益を従来予想の168億円→158億円(前期は224億円)に6.0％下方修正し、減益率が25.0％減→29.5％減に拡大する見通しとなった。

▲No.2　三菱電 <6503>
　22年3月期の連結最終利益を従来予想の2200億円→2100億円(前期は1931億円)に4.5％下方修正し、増益率が13.9％増→8.7％増に縮小する見通しとなった。

▲No.4　豊田合 <7282>
　22年3月期の連結最終利益を従来予想の270億円→215億円(前期は352億円)に20.4％下方修正し、減益率が23.3％減→38.9％減に拡大する見通しとなった。

■決算マイナス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　下落率 　発表日　決算期　経常変化率

<2281> プリマ 　　　　東１　　 -7.06 　　2/ 2　　　3Q　　　-31.12
<6503> 三菱電 　　　　東１　　 -6.59 　　2/ 2　　　3Q　　　 30.87
<2282> 日ハム 　　　　東１　　 -5.88 　　2/ 2　　　3Q　　　 13.22
<7282> 豊田合 　　　　東１　　 -5.76 　　2/ 2　　　3Q　　　-18.47
<6908> イリソ電子 　　東１　　 -5.02 　　2/ 2　　　3Q　　　115.13

<6952> カシオ 　　　　東１　　 -4.73 　　2/ 2　　　3Q　　　 78.31
<6752> パナソニック 　東１　　 -4.10 　　2/ 2　　　3Q　　　 26.94
<2413> エムスリー 　　東１　　 -3.89 　　2/ 2　　　3Q　　　100.51
<5384> フジミインコ 　東１　　 -3.34 　　2/ 2　　　3Q　　　 64.35
<5933> アルインコ 　　東１　　 -3.06 　　2/ 2　　　3Q　　　-58.04

<2811> カゴメ 　　　　東１　　 -2.86 　　2/ 2　本決算　　　　　－
<7012> 川重 　　　　　東１　　 -0.92 　　2/ 2　　　3Q　　　　黒転
<7821> 前田工繊 　　　東１　　 -0.90 　　2/ 2　　　1Q　　　 39.80
<6678> テクノメデカ 　東１　　 -0.87 　　2/ 2　　　3Q　　　 25.38
<6758> ソニーＧ 　　　東１　　 -0.82 　　2/ 2　　　3Q　　　　7.51

<5214> 日電硝 　　　　東１　　 -0.64 　　2/ 2　本決算　　　-17.74

※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした3日9時27分株価の変化率」。下落率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース