3,256円
明治ホールディングスのニュース
■今週の相場ポイント
1.日経平均は5週ぶりに下落、米国株市場の動向に振り回され上下に荒い展開
2.大発会は500円超の上昇で幸先良いスタートも、週後半波乱に見舞われる
3.FOMC議事要旨はタカ派色が強く、米長期金利上昇でハイテク株安を誘発
4.週後半にはナスダック大幅安を受け日経平均が急落、844円安で安値引け
5.週末は12月米雇用統計発表を前に強弱観対立、結局小幅マイナス圏で着地
■週間 市場概況
今週の東京株式市場は日経平均株価が前週末比313円(1.09%)安の2万8478円と5週ぶりに下落した。
今週は名実ともに2022年相場の初日となった4日に日経平均が500円を超える上昇をみせ、幸先の良いスタートを切った。しかし、週後半の6日にそれを大きく上回る840円あまりの暴落に見舞われ、非常にハイボラティリティで不安定な地合いに。米国債券市場(10年債利回り)と米国株式市場の動向に振り回される週となり、結局日経平均は昨年末終値を下回る水準で今週の取引を終えている。
年明け最初の取引、大発会にあたる4日(火)は日経平均が510円高と大幅高で2万9000円台を回復した。前日の米国株市場で主要指数が揃って買われ、NYダウとS&P500指数はいずれも史上最高値に買われるなどリスク選好の地合いだったことから、東京市場でも主力株中心に幅広く投資資金が流入した。為替が円安に振れていることもハイテクや自動車株に追い風となった。5日(水)は前日にNYダウが連日で最高値に買われる一方、ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数が軟調だったことで、気迷いムードが漂った。ただ、鉄鋼などバリュー株への買いが下値を支え、日経平均は小幅ながらプラス圏で着地。ところが、6日(木)はにわかにリスクオフの大波に襲われることになる。開示された12月開催分のFOMC議事要旨が想定以上にタカ派色の強いものであったことを受け米長期金利が上昇、前日の米国株市場ではハイテク系グロース株への売り圧力が表面化した。ナスダック指数が500ポイントを超える急落となり、東京市場でもこの流れを引き継いで大きく売り込まれる格好に。日経平均は844円安で安値引けという波乱展開を余儀なくされた。そして週末7日(金)は、前日の急落の反動で日経平均は高く始まったものの、その後は失速しマイナス圏に沈んだ。FRBがバランスシート縮小を前倒しで実施するとの観測が警戒されている。また、日本時間の同日夜に発表される12月の米雇用統計を前に、売り買いともにポジションを一方向に傾けにくく、結局わずかにマイナス圏で引けた。
■来週のポイント
来週はオミクロン株の感染拡大が懸念されるうえ、米長期金利動向への警戒もあって、下値を探る展開になりそうだ。
重要イベントとしては、国内では11日に発表される11月景気動向指数と東証・新市場区分の一覧が注目される。海外では11日に行われるパウエルFRB議長の上院銀行委員会での証言や12日に発表される中国12月の消費者物価指数と生産者物価指数、米国12月消費者物価指数、14日に発表される中国12月貿易収支や米国12月小売売上高に注視が必要だろう。
■日々の動き(1月4日~1月7日)
【↑】 1月 4日(火)―― 3日ぶり反発、米株高を受けリスク選好の買い優勢
日経平均 29301.79( +510.08) 売買高11億0993万株 売買代金 2兆7598億円
【↑】 1月 5日(水)―― 小幅続伸、円安を追い風に自動車株などが買われる
日経平均 29332.16( +30.37) 売買高12億5972万株 売買代金 3兆1333億円
【↓】 1月 6日(木)―― 急落、米株安でハイテク株などにリスク回避の売り優勢
日経平均 28487.87( -844.29) 売買高12億1064万株 売買代金 3兆0999億円
【↓】 1月 7日(金)―― 小幅続落、米金融政策の正常化進行を引き続き警戒
日経平均 28478.56( -9.31) 売買高12億8905万株 売買代金 3兆0128億円
■セクター・トレンド
(1)全33業種中、19業種が上昇
(2)上昇率トップの東京海上 <8766> など保険をはじめ三菱UFJ <8306> など銀行、クレセゾン <8253> などその他金融といった金融株が買われた
(3)商船三井 <9104> など海運、日本製鉄 <5401> など鉄鋼、住友電 <5802> など非鉄といった景気敏感株が大幅高
(4)輸出株はトヨタ <7203> など自動車が高いも、島津 <7701> など精密機器、キーエンス <6861> など電機は安い
(5)内需もまちまち
明治HD <2269> など食品、日揮HD <1963> など建設は堅調も、塩野義 <4507> など医薬品、ZHD <4689> など情報・通信は軟調
(6)リクルート <6098> 、OLC <4661> などサービスが下落率トップ
■【投資テーマ】週間ベスト5 (株探PC版におけるアクセス数)
1(2) メタバース ──── 新春3大テーマを追う(1)「仮想空間に巨大な新市場誕生」
2(1) 半導体 ────── 新春3大テーマを追う(2)「米中摩擦絡み世界的な需給逼迫継続も」
3(3) 電気自動車(EV) ── 新春3大テーマを追う(3)「トヨタ本格攻勢で巨大市場に地殻変動も」
4(4) 半導体製造装置
5(6) デジタルトランスフォーメーショ(DX)
※カッコは前週の順位
株探ニュース
この銘柄の最新ニュース
明治HDのニュース一覧- [PTS]デイタイムセッション終了 15時30分以降の上昇628銘柄・下落1723銘柄(東証終値比) 2024/12/27
- <12月25日の年初来安値更新銘柄> 12月26日 2024/12/26
- <12月24日の年初来安値更新銘柄> 12月25日 2024/12/25
- [PTS]デイタイムセッション終了 15時30分以降の上昇1060銘柄・下落1168銘柄(東証終値比) 2024/12/24
- 日経平均は7日ぶりに反発、米政府機関閉鎖回避で買戻し優勢に 2024/12/23
マーケットニュース
おすすめ条件でスクリーニングされた銘柄を見る
明治ホールディングスの取引履歴を振り返りませんか?
明治ホールディングスの株を取引したことがありますか?みんかぶアセットプランナーに取引口座を連携すると売買履歴をチャート上にプロットし、自分の取引を視覚的に確認することができます。
アセットプランナーの取引履歴機能とは※アセプラを初めてご利用の場合は会員登録からお手続き下さい。