決算プラス・インパクト銘柄 【東証2部・新興市場】 … エヌピーシー、ＡＴＡＯ、ソーバル (4月10日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証2部・新興市場の銘柄である。株価が決算発表前日の4月9日から10日の決算発表を経て11日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.2　ソーバル <2186>
　19年2月期の連結経常利益は前の期比7.3％増の6.3億円になり、20年2月期も前期比1.7％増の6.4億円に伸びる見通しとなった。

★No.3　エヌピーシー <6255>
　19年8月期の連結経常利益を従来予想の4億9100万円→5億9200万円(前期は4億5800万円)に20.6％上方修正し、増益率が7.2％増→29.3％増に拡大する見通しとなった。

★No.4　ＡＴＡＯ <3550>
　19年2月期の連結経常利益は前の期比34.9％増の7億4600万円に拡大し、20年2月期も前期比18.0％増の8億8000万円に伸びを見込み、8期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<7501> ティムコ 　　　ＪＱ 　 +18.93 　　4/10　　　1Q　　　　赤転
<2186> ソーバル 　　　ＪＱ 　 +14.96 　　4/10　本決算　　　　1.74
<6255> エヌピーシー 　東Ｍ　　 +9.31 　　4/10　　上期　　　-36.84
<3550> ＡＴＡＯ 　　　東Ｍ　　 +9.09 　　4/10　本決算　　　 17.96
<7450> サンデー 　　　ＪＱ　　 +2.03 　　4/10　本決算　　　 73.91

<4760> ＡＬＰＨＡ 　　ＪＱ　　 +1.62 　　4/10　　上期　　　-53.76
<2417> ツヴァイ 　　　東２　　 +1.01 　　4/10　本決算　　　　黒転
<2669> カネ美食品 　　ＪＱ　　 +0.63 　　4/10　本決算　　　　　－
<3171> ＭＶ九州 　　　ＪＱ　　 +0.57 　　4/10　本決算　　　　4.90

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした11日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。

株探ニュース