アルトナーが反落、第２四半期は増収増益も利益確定売り

　アルトナー<2163.T>が反落。７日取引終了後、１７年１月期第２四半期累計（２～７月）の単独決算を発表し、売上高は２５億６３００万円（前年同期比８．０％増）、営業利益は２億９８００万円（同０．２％増）と増収増益だったが、８月後半から株価は上昇局面にあっただけにこの日は利益確定の売りに押されている。

　輸送用機器、精密機器などの顧客企業からの開発ニーズが安定的に推移していることを背景に、専門領域の技術者を積極採用した結果、稼働人員および技術者単価は前年同期を上回り、売上高を押し上げた。また、稼働率が高水準で推移したことも増益につながった。

　なお、通期業績予想は従来見通しを据え置き、売上高５０億円（前期比５．０％増）、営業利益４億９９００万円（同１５．７％増）を見込んでいる。

出所：株式経済新聞（株式会社みんかぶ）