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日経平均株価
始値 24080.68
高値 24108.11(14:16)
安値 24061.67(09:09)
大引け 24083.51(前日比 +42.25 、 +0.18% )
売買高 8億2112万株 (東証1部概算)
売買代金 1兆4179億円 (東証1部概算)
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■本日のポイント
1.日経平均は3日続伸、米国株高を受け上値指向継続も上げ幅は限定的に
2.中国景気減速への警戒感が後退し、米株市場では主要3指数が揃って最高値
3.20日の米株市場休場に伴い東京市場では海外投資家の参戦少なく商い低調
4.全体売買代金は1兆4000億円強にとどまり今年最低も個別物色意欲強い
5.業種別では33業種中30業種が高く、個別株も全体の7割近い銘柄が上昇
■東京市場概況
前週末の米国市場では、NYダウは50ドル高と5日続伸し、3日連続で過去最高値を更新した。米中の堅調な経済指標を受けて両国の景気改善を期待する買いが続いた。
週明けの東京市場では、前週末の米株高を受けて日経平均株価が3日続伸となったが、売買代金は低調で上値の重い展開を強いられた。
20日の東京市場は、朝方買い優勢で始まったものの、日経平均の上値は重く、狭いゾーンでの値動きに終始。2万4100円台では売り圧力が強く、後場終盤に上げ幅を縮小して2万4000円トビ台で着地した。前週末の米国株市場では、中国景気への警戒感が後退したことを背景にNYダウをはじめ主要株指数が揃って過去最高値を更新したが、上げ幅は限定的だった。20日の米国株市場はキング牧師誕生日に伴い休場となることから、東京市場でも海外投資家の参戦が少なく、上値の重い展開を強いられた。東証1部の売買代金は1兆4000億円強にとどまり、今年に入って最低水準だった。ただし、業種別では33業種中、30業種が高く、個別も値上がり銘柄数が1400後半に達し、7割近くを占めるなど上値指向が目立つ地合いだった。
個別では、ソニー<6758>が堅調、トヨタ自動車<7203>も買い優勢。キーエンス<6861>、日本電産<6594>も高い。東京エレクトロン<8035>、アドバンテスト<6857>など半導体関連もしっかり。前田道路<1883>がストップ高、日本道路<1884>、NIPPO<1881>も急伸。前田建設工業<1824>、東洋建設<1890>も物色人気となった。このほか東芝機械<6104>が大きく買われ、サムコ<6387>も大幅高。
半面、ファーストリテイリング<9983>が1000円超の下落、リクルートホールディングス<6098>、資生堂<4911>、オリンパス<7733>も冴えない。インターアクション<7725>が値下がり率トップに売られたほか、ダブル・スコープ<6619>も急落。enish<3667>、メディアドゥホールディングス<3678>なども大きく値を下げた。三越伊勢丹ホールディングス<3099>の下げも目立った。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はKDDI <9433> 、ダイキン <6367> 、TDK <6762> 、ファナック <6954> 、東エレク <8035> 。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約46円。
日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄はファストリ <9983> 、ファミマ <8028> 、オリンパス <7733> 、アステラス <4503> 、リクルート <6098> 。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約62円。うち37円はファストリ1銘柄によるもの。
東証33業種のうち30業種が上昇し、下落は食料品、小売業、水産・農林業の3業種のみ。上昇率の大きかった上位5業種は(1)建設業、(2)電気・ガス業、(3)機械、(4)非鉄金属、(5)ガラス土石製品。一方、上昇率の小さかった5業種は(1)医薬品、(2)サービス業、(3)鉱業、(4)精密機器、(5)石油石炭製品。
■個別材料株
△前田道 <1883>
前田建 <1824> によるTOB価格3950円にサヤ寄せ。
△ロコンド <3558> [東証M]
完全子会社のMisuzu & Co.を吸収合併。
△川本産業 <3604> [東証2]
新型コロナウイルス肺炎の患者拡大で思惑。
△サイステップ <3810> [東証2]
20年5月期営業利益予想を上方修正。
△マナック <4364> [東証2]
インフルエンザ流行で抗菌スプレーに思惑。
△アクリート <4395> [東証M]
国内SMS配信数が順調に増加。
△パーク24 <4666>
12月のタイムズ駐車場売上高が8%増。
△JMACS <5817> [東証2]
「経産省が全国24万の鉄塔を点検指示の方針」との報道。
△東芝機 <6104>
オフィスサポートからのTOB通告を発表。
△JKHD <9896>
建築資材販売を行うティエフウッドを子会社化。
▼くろ工 <7997> [東証2]
19年11月期営業利益が計画下振れ赤字で着地。
▼協和コンサル <9647> [JQ]
20年11月期は営業減益見通し。
東証1部の値上がり率上位10傑は(1)前田道 <1883> 、(2)東芝機 <6104> 、(3)日道路 <1884> 、(4)シキボウ <3109> 、(5)エアーテック <6291> 、(6)サムコ <6387> 、(7)NIPPO <1881> 、(8)トーメンデバ <2737> 、(9)ITメディア <2148> 、(10)イントラスト <7191> 。
値下がり率上位10傑は(1)インターアク <7725> 、(2)WSCOPE <6619> 、(3)IDOM <7599> 、(4)enish <3667> 、(5)メディアドゥ <3678> 、(6)パイプドHD <3919> 、(7)エムアップ <3661> 、(8)宮越HD <6620> 、(9)トランザク <7818> 、(10)三越伊勢丹 <3099> 。
【大引け】
日経平均は前日比42.25円(0.18%)高の2万4083.51円。TOPIXは前日比8.72(0.50%)高の1744.16。出来高は概算で8億2112万株。東証1部の値上がり銘柄数は1478、値下がり銘柄数は579となった。日経ジャスダック平均は3938.39円(17.81円高)。
[2020年1月20日]
株探ニュース
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