ETF売買動向＝12日大引け、全銘柄の合計売買代金1168億円

　12日の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比20.9％増の1168億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同20.7％増の1062億円だった。

　個別ではＯｎｅ　ＥＴＦ　ＥＳＧ <1498> 、ＮＥＸＴ　ＮＯＴＥＳ高ベータ３０ <2068> 、インデックスファンドＭＳＣＩ日本株高配当低ボラティリティ <1399> 、ダイワ上場投信東証電気機器株価指数 <1610> 、ＮＥＸＴ　自動車・輸送機 <1622> など15銘柄が新高値。国際のＥＴＦ　ＶＩＸ短期先物指数 <1552> 、ＮＥＸＴ　日経平均ＶＩ先物 <2035> が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きではＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　ニッケル上場投資信託 <1694> は11.85％安、ＮＥＸＴ　香港ハンセンダブル・ブル <2031> は3.59％安、純パラジウム上場信託（現物国内保管型） <1543> は3.10％安と大幅に下落。

　日経平均株価が188円高の大幅高となるなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金775億2200万円となり東証全銘柄でトップ。ただ、売買代金は過去5営業日の平均941億4300万円を大きく下回っており低調。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が146億800万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が34億7100万円、日経２２５連動型上場投資信託 <1321> が23億6500万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が22億3600万円、楽天ＥＴＦ－日経レバレッジ指数連動型 <1458> が18億8200万円の売買代金となった。

株探ニュース