ETF売買動向＝29日寄り付き、日経レバの売買代金は237億円と活況

　29日寄り付きの上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、9時16分時点でETF・ETN合計の売買代金が前日同時刻比98.1％増の414億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同94.6％増の383億円となっている。

　個別ではＥＴＦＳ　とうもろこし上場投資信託 <1696> が新高値。ＮＥＸＴ　ＮＯＴＥＳ高ベータ３０ <2068> 、ダイワ建設・資材上場投信・ＴＯＰＩＸ－１７ <1636> 、サムスンＫＯＤＥＸサムスングループ株証券 <1584> 、ダイワ鉄鋼・非鉄上場投信・ＴＯＰＩＸ－１７ <1640> 、ＮＥＸＴ　鉄鋼・非鉄鉄鋼・非鉄 <1623> など6銘柄が新安値をつけている。

　そのほか目立った値動きでは国際のＥＴＦ　ＶＩＸ短期先物指数 <1552> が4.00％高と大幅な上昇。

　一方、ＮＥＸＴ　ＮＹダウ・ダブル・ブル・ドルヘッジＥＴＮ <2040> は3.02％安と大幅に下落している。

　日経平均株価が295円安と急落するなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金237億500万円となり東証全銘柄でトップ。過去5営業日における同時刻の平均売買代金146億8900万円を大きく上回る活況となっている。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が90億6800万円、日経２２５連動型上場投資信託 <1321> が12億7900万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が11億5000万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が8億9200万円、楽天ＥＴＦ－日経レバレッジ指数連動型 <1458> が7億5200万円の売買代金となっている。

株探ニュース