ETF売買動向＝31日大引け、全銘柄の合計売買代金2108億円

　31日の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比3.4％減の2108億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同0.7％増の1781億円だった。

　個別ではＭＡＸＩＳ　海外株式（ＭＳＣＩコクサイ）上場投信 <1550> 、ＮＥＸＴ　アセアン好配当ＥＴＮ <2043> 、ｉシェアーズ・コア　ＭＳＣＩ　先進国株（除く日本）ＥＴＦ <1657> 、ＮＥＸＴ　素材・化学 <1620> 、ｉシェアーズ　Ｓ＆Ｐ　５００米国株　ＥＴＦ <1655> など18銘柄が新高値。国際のＥＴＦ　ＶＩＸ短期先物指数 <1552> が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きではＮＥＸＴ　ＮＯＴＥＳ東証ＲＥＩＴ <2066> が3.78％高、サムスンＫＯＤＥＸサムスングループ株証券 <1584> が3.40％高と大幅な上昇。

　一方、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　銀上場投資信託 <1673> は3.06％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が253円安と急落するなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金1105億7500万円となり東証全銘柄で2位。ただ、売買代金は過去5営業日の平均1230億7400万円を大きく下回っており低調。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が196億7600万円、楽天ＥＴＦ－日経レバレッジ指数連動型 <1458> が115億5100万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が112億9900万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が98億3400万円、ＮＥＸＴ　日経２２５連動型 <1321> が43億7100万円の売買代金となった。

株探ニュース