ETF売買動向＝10日寄り付き、日経レバの売買代金は105億円と低調

　10日寄り付きの上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、9時16分時点でETF・ETN合計の売買代金が前日同時刻比33.3％減の167億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同38.0％減の146億円となっている。

　個別ではＮＥＸＴ　ＮＯＴＥＳ東証ＲＥＩＴ <2066> が新高値。東証銀行業株価指数連動型上場投資信託 <1615> 、ＮＥＸＴ　鉄鋼・非鉄鉄鋼・非鉄 <1623> 、ＮＥＸＴ　銀行 <1631> が新安値をつけている。

　そのほか目立った値動きではＥＴＦＳ　ＷＴＩ原油上場投資信託 <1690> が6.65％高と大幅な上昇。

　一方、ＮＥＸＴ　金融 <1632> は5.49％安、ＮＥＸＴ　建設・資材 <1619> は4.16％安、ＴＯＰＩＸ　Ｃｏｒｅ　３０　連動型上場投資信託 <1311> は3.91％安、ＮＥＸＴ　自動車・輸送機 <1622> は3.09％安と大幅に下落している。

　日経平均株価が45円安となるなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金105億2900万円となり東証全銘柄で2位。ただ、売買代金は過去5営業日における同時刻の平均158億1600万円を大きく下回っており低調。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が19億4000万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が4億300万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が3億9200万円、ＭＡＸＩＳ日経２２５上場投信 <1346> が3億3300万円、日経２２５連動型上場投資信託 <1321> が2億7800万円の売買代金となっている。

株探ニュース