ETF売買動向＝28日前引け、金ベア、東証ＲＥＩＴが新高値

　28日前場の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比77.2％増の1413億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同78.9％増の1338億円だった。

　個別では中国Ｈ株ベア上場投信 <1573> 、ＮＥＸＴ　金ベア <2037> 、ＮＥＸＴ　ＮＯＴＥＳ東証ＲＥＩＴ <2066> が新高値。南方　ＦＴＳＥ　中国Ａ株５０　ＥＴＦ <1576> 、純プラチナ上場信託（現物国内保管型） <1541> 、ＮＥＸＴ　香港ハンセンダブル・ブル <2031> 、ＮＥＸＴ　金ブル <2036> 、ｉシェアーズ・コアＭＳＣＩ　新興国株　ＥＴＦ <1658> など12銘柄が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きではＥＴＦＳ　ガソリン上場投資信託 <1691> が21.64％高、ＮＥＸＴ　原油ブル <2038> が3.61％高、国際のＥＴＦ　ＶＩＸ短期先物指数 <1552> が3.35％高と大幅な上昇。

　日経平均株価が94円安となるなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金1006億2300万円となり東証全銘柄でトップ。過去5営業日における前引け時点の平均売買代金692億5700万円を大きく上回る活況となった。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が163億4500万円、日経２２５連動型上場投資信託 <1321> が51億8900万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が39億4800万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が24億100万円、楽天ＥＴＦ－日経レバレッジ指数連動型 <1458> が14億200万円の売買代金となった。

株探ニュース