ETF売買動向＝5日大引け、全銘柄の合計売買代金3034億円

　5日の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比1.5％減の3034億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同0.4％減の2919億円だった。

　個別では純パラジウム上場信託（現物国内保管型） <1543> が新高値。ダイワ上場投信東証銀行業株価指数 <1612> 、ダイワ上場投信－ＴＯＰＩＸ高配当４０指数 <1651> 、ＮＥＸＴ　銀行 <1631> 、東証銀行業株価指数連動型上場投資信託 <1615> 、サムスンＫＯＤＥＸサムスングループ株証券 <1584> など7銘柄が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きでは国際のＥＴＦ　ＶＩＸ短期先物指数 <1552> が7.15％高、ＥＴＦＳ　総合上場投資信託 <1684> が5.39％高と大幅な上昇。

　一方、ＮＥＸＴ　Ｒ／Ｎファンダメンタル <1598> は3.74％安、ＮＥＸＴ　ＮＯＴＥＳ日本株配当貴族 <2065> は3.70％安、ＮＥＸＴ　電機・精密 <1625> は3.49％安、南方　ＦＴＳＥ　中国Ａ株５０　ＥＴＦ <1576> は3.39％安、ＮＥＸＴ　ＮＯＴＥＳ高ベータ３０ <2068> は3.36％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が116円安の大幅下落となるなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金1943億7200万円となり東証全銘柄でトップ。過去5営業日の平均売買代金1455億200万円を大きく上回る活況となった。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が417億9200万円、日経２２５連動型上場投資信託 <1321> が175億2400万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が113億7500万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が93億5200万円、楽天ＥＴＦ－日経レバレッジ指数連動型 <1458> が49億1500万円の売買代金となった。

株探ニュース