ETF売買動向＝30日寄り付き、日経レバの売買代金は123億円と低調

　30日寄り付きの上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、9時16分時点でETF・ETN合計の売買代金が前営業日同時刻比29.6％増の346億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同25.3％増の272億円となっている。

　個別ではｉＦｒｅｅＥＴＦ中国グレーターベイエリア <2629> 、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　パラジウム上場投資信託 <1675> 、ＭＡＸＩＳ全世界株式（オール・カントリー） <2559> 、ｉシェアーズ　Ｓ＆Ｐ　５００米国株　ＥＴＦ <1655> 、ＵＢＳ　ユーロ圏大型株５０ <1385> など29銘柄が新高値。ＮＥＸＴ　医薬品 <1621> が新安値をつけている。

　そのほか目立った値動きではＮＥＸＴ　原油ブル <2038> が4.61％高、ＮＥＸＴ　インドベア <2047> が3.74％高、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　小麦上場投資信託 <1695> が3.49％高、ＮＥＸＴ　ＮＯＭＵＲＡ原油インデックス連動型上場投信 <1699> が3.09％高と大幅な上昇。

　日経平均株価が141円安の大幅下落となるなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金123億8500万円となり東証全銘柄で3位。ただ、売買代金は過去5営業日における同時刻の平均145億7600万円を大きく下回っており低調。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が67億6600万円、ＮＥＸＴ　日経２２５連動型 <1321> が27億2700万円、楽天ＥＴＦ－日経レバレッジ指数連動型 <1458> が11億7500万円、楽天ＥＴＦ－日経ダブルインバース指数連動型 <1459> が9億7600万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が8億8600万円の売買代金となっている。

株探ニュース