ETF売買動向＝10日大引け、全銘柄の合計売買代金1645億円

　10日の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比37.5％減の1645億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同36.9％減の1361億円だった。

　個別では上場インデックスファンドＴＯＰＩＸ <1308> 、上場インデックスファンド米国株式ヘッジ <2562> 、ＮＥＸＴ　ＪＰＸ日経 <1591> 、ＮＺＡＭ　上場投信　日経２２５ <2525> 、上場中国Ａ株パンダ <1322> など50銘柄が新高値。ダイワ４００ダブルインバース・インデックス <1466> 、ＮＥＸＴ　インドベア <2047> 、ダイワ上場投信－ＴＯＰＩＸインバース（－１倍）指数 <1457> 、ダイワＴＰＸダブルインバース（－２倍）指数 <1368> 、ダイワ４００インバースインデックス <1465> など9銘柄が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きでは南方　ＦＴＳＥ　中国Ａ株５０　ＥＴＦ <1576> が3.59％高、ＮＥＸＴ　香港ハンセンダブル・ブル <2031> が3.08％高と大幅な上昇。

　一方、ＮＥＸＴ　インドブル <2046> は3.30％安、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　農産物上場投資信託 <1687> は3.14％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が57円高となるなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金715億8300万円となり東証全銘柄で4位。ただ、売買代金は過去5営業日の平均1198億6500万円を大きく下回っており低調。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が179億7000万円、楽天ＥＴＦ－日経レバレッジ指数連動型 <1458> が139億7700万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が93億1300万円、楽天ＥＴＦ－日経ダブルインバース指数連動型 <1459> が63億9800万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が63億4600万円の売買代金となった。

株探ニュース