ETF売買動向＝31日前引け、日興ＳＰヘ有、日興ダウヘ有が新高値

　31日前場の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前週末比27.2％増の1639億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同32.6％増の1499億円だった。

　個別では上場中国Ａ株パンダ <1322> 、ＮＥＸＴ　ＦＵＮＤＳ外国株式・ＭＳＣＩ <2514> 、上場インデックスファンド米国株式 <2521> 、上場インデックスファンド米国株式ヘッジ <2562> 、ｉシェアーズＳ＆Ｐ５００米国株ＥＴＦ（為替ヘッジあり） <2563> が新高値。ダイワ４００ダブルインバース・インデックス <1466> 、ＮＥＸＴ　ＮＹ　ダウ・ベア・ドルヘッジＥＴＮ <2041> が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きではＮＥＸＴ　商社・卸売 <1629> が6.57％高、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　農産物上場投資信託 <1687> が4.00％高、東証マザーズＥＴＦ <2516> が3.63％高、ＮＥＸＴ　東証マザーズＥＴＮ <2042> が3.45％高、東証銀行業株価指数連動型上場投資信託 <1615> が3.31％高と大幅な上昇。

　一方、ＮＥＸＴ　日経平均ＶＩ先物 <2035> は11.67％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が446円高と急騰するなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金936億800万円となり東証全銘柄でトップ。過去5営業日における前引け時点の平均売買代金748億5200万円を大きく上回る活況となった。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が279億7200万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が65億900万円、日経２２５連動型上場投資信託 <1321> が50億8000万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が48億200万円、楽天ＥＴＦ－日経レバレッジ指数連動型 <1458> が25億9200万円の売買代金となった。

株探ニュース