ETF売買動向＝11日大引け、全銘柄の合計売買代金4149億円

　11日の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前週末比31.3％増の4149億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）22銘柄の売買代金は同31.5％増の3328億円だった。

　個別ではグローバルＸ　Ｓ＆Ｐ５００　配当貴族 <2095> 、純金上場信託（現物国内保管型） <1540> 、ＮＥＸＴ　金価格連動型 <1328> 、ＮＥＸＴ　金融 <1632> 、ＮＥＸＴ　ＮＯＴＥＳ　金先物　ダブル・ブル　ＥＴＮ <2036> など8銘柄が新高値。グローバルＸ　レジデンシャル・Ｊ－ＲＥＩＴ　ＥＴＦ <2097> が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きではグローバルＸ　チャイナＥＶ＆バッテリー <2254> が7.30％高と大幅な上昇。

　一方、グローバルＸ　半導体　ＥＴＦ <2243> は4.55％安、グローバルＸ　半導体関連－日本株式 <2644> は4.47％安、ＮＥＸＴ　原油ブル <2038> は4.39％安、ＮＥＸＴ　エネルギー資源 <1618> は4.14％安、グローバルＸ　メタルビジネス－日本株式 <2646> は3.94％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が868円安と急落するなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金2092億7000万円となり東証全銘柄でトップ。過去5営業日の平均売買代金1635億6100万円を大きく上回る活況となった。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経２２５連動型 <1321> が245億4700万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が188億900万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が185億2000万円、ＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が169億1700万円、楽天ＥＴＦ－日経レバレッジ指数連動型 <1458> が110億8300万円の売買代金となった。

株探ニュース