ETF売買動向＝10日前引け、日興米債ヘ無、ｉＳ日本国債が新高値

　10日前場の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前週末比4.0％増の816億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）22銘柄の売買代金は同2.8％増の672億円だった。

　個別では上場インデックスファンド米国債券（為替ヘッジなし） <1486> 、純銀上場信託（現物国内保管型） <1542> 、ｉシェアーズ・コア　日本国債　ＥＴＦ <2561> 、ｉＦｒｅｅＥＴＦ　中国科創板　５０（ＳＴＡＲ５０） <2628> 、ＭＡＸＩＳ米国国債７－１０年（為替ヘッジあり） <2839> が新高値。ＮＥＸＴ韓国ＫＯＳＰＩ・ベア <2034> が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きではＮＥＸＴ　原油ブル <2038> が4.06％高と大幅な上昇。

　日経平均株価が115円高の大幅高となるなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金353億1800万円となり東証全銘柄でトップ。ただ、売買代金は過去5営業日における前引け時点の平均495億6600万円を大きく下回っており低調。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が76億200万円、楽天ＥＴＦ－日経ダブルインバース指数連動型 <1459> が67億6700万円、楽天ＥＴＦ－日経レバレッジ指数連動型 <1458> が54億8900万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が40億9700万円、ＮＥＸＴ　日経２２５連動型 <1321> が38億7000万円の売買代金となった。

株探ニュース