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九電工のニュース
4月23日から本格化した19年1-3月期の決算発表は、26日に序盤のヤマ場を迎えた。本特集では、連休前の4月26日までに発表された決算の中から、1-3月期に過去最高益を更新し、かつ今期も最高益を見込む、いわゆる利益成長が“青天井”状況になっている銘柄にスポットライトを当てた。
下表では、本決算月にかかわらず、19年1-3月期(3ヵ月決算)に経常利益が全四半期ベースの過去最高益を更新した銘柄をピックアップ。さらに、会社側が今期(通期計画)も過去最高益を上回る見通しを示している20社を選び出し、1-3月期経常利益の過去最高益に対する上振れ率が大きい順に記した。
上振れ率トップとなったのはアマノ <6436> 。直近3ヵ月実績である1-3月期(第4四半期)は“働き方改革”の進展を追い風に、就業管理ソフトとターミナルの販売が好調だったうえ、国内や韓国で駐車場の運営受託が伸び、経常利益は過去最高を27.9%上回る68.6億円で着地。同時に発表した20年3月期の同利益は前期比5%増の169億円と5期連続で最高益を更新する見通しだ。
2位の九電工 <1959> は手持ちの電気設備・空調管工事が順調に進み、1-3月期(第4四半期)の経常利益は前年同期比24.9%増の206億円に膨らんだ。3位の西川計測 <7500> [JQ]は半導体や通信、自動車関連の旺盛な設備投資需要を背景に、主力の制御・情報機器システムなどの販売が伸び、1-3月期(第3四半期)経常利益は5年ぶりに最高益を塗り替えた。
4位のGMOペパボ <3633> [JQ]はEC支援部門でオリジナルグッズ作成・販売サービスの顧客単価が上昇したうえ、積極投資を続けてきたハンドメイドマーケット「minne」の広告宣伝費を大幅に削減したことも利益を押し上げた。続く5位のエスエムエス <2175> は人手不足が深刻な介護職向け人材紹介が大きく伸び、11四半期ぶりに最高益を更新した。
8位のバリューコマース <2491> はYahoo!ショッピング出店者向け顧客管理ツール「ストアーズ・アールエイト」の導入が拡大したうえ、成果報酬型広告やクリック課金型広告も伸び、1-3月期(第1四半期)は実に7四半期連続となる最高益更新を果たした。業績好調を踏まえ、通期計画を上方修正したことも好感され、発表翌日の株価は急騰し、約半年ぶりに上場来高値を更新した。
10位にリストアップされたCIJ <4826> の株価も好決算を受けて青空圏へ急浮上している。1-3月期(第3四半期)は官公庁関連向けシステム開発の受注が増加したほか、プロジェクト管理の強化による不採算案件の抑制も寄与し、売上高、経常利益ともに過去最高を記録した。あわせて通期業績と配当の増額修正に加え、自社株取得と消却も発表したことも評価材料となった。
※ 決算発表の集中期間(5月15日まで)は、その日に発表された決算で20年3月期に増収増益を見込む銘柄を、速報ベースで平日19時ごろに配信します。こちらも併せてご覧いただき、銘柄選びにご活用ください。
・4月24日版 高成長企業を追う! 20年3月期【増収増益】リスト 19社選出
・4月25日版 高成長企業を追う! 20年3月期【増収増益】リスト 38社選出
・4月26日版 高成長企業を追う! 20年3月期【増収増益】リスト 46社選出
┌─ 四半期 経常利益 ─┐ ┌── 通期 経常利益 ──┐ 予想
コード 銘柄名 上振れ率 1-3月期 過去最高 上振れ率 今期予想 過去最高 PER
<6436> アマノ 27.9 6867 5369 5.0 16900 16090 19.6
<1959> 九電工 24.9 20642 16522 1.9 40700 39924 8.3
<7500> 西川計測 24.0 1295 1044 36.4 2050 1503 11.6
<3633> GMOペパボ 23.2 308 250 29.5 962 743 27.0
<2175> エスエムエス 20.8 2616 2165 14.6 6854 5979 36.6
<4327> 日本SHL 18.1 749 634 0.3 1164 1160 12.9
<2309> シミックHD 13.9 1800 1580 2.7 4170 4061 15.2
<2491> Vコマース 10.6 1242 1123 14.2 4330 3793 31.0
<7575> 日本ライフL 10.5 3165 2863 3.3 11167 10808 18.2
<4826> CIJ 9.6 719 656 12.6 1700 1510 13.2
<3085> ALサービス 9.2 1232 1128 8.8 4500 4135 24.2
<4307> 野村総研 8.8 20229 18592 6.3 77000 72409 23.0
<4212> 積水樹 5.5 3994 3784 0.1 10800 10786 13.4
<1944> きんでん 5.3 20275 19263 1.2 43000 42491 12.7
<2359> コア 4.7 694 663 7.3 1800 1677 14.8
<4348> インフォコム 3.6 3026 2920 13.5 7800 6875 22.4
<9682> DTS 2.8 2820 2743 2.2 10150 9929 13.3
<3275> ハウスコム 1.9 1005 986 4.1 1404 1349 11.4
<6504> 富士電機 1.0 37017 36651 0.2 63600 63479 13.9
<4739> CTC 0.9 18034 17867 8.9 39500 36286 23.3
※ 2018年1月以降に上場した企業と今期見通しを開示していない企業は除いた。四半期の過去最高益は原則、四半期決算の開示が本格化した2003年4-6月期以降の業績に基づいたものです。
株探ニュース
下表では、本決算月にかかわらず、19年1-3月期(3ヵ月決算)に経常利益が全四半期ベースの過去最高益を更新した銘柄をピックアップ。さらに、会社側が今期(通期計画)も過去最高益を上回る見通しを示している20社を選び出し、1-3月期経常利益の過去最高益に対する上振れ率が大きい順に記した。
上振れ率トップとなったのはアマノ <6436> 。直近3ヵ月実績である1-3月期(第4四半期)は“働き方改革”の進展を追い風に、就業管理ソフトとターミナルの販売が好調だったうえ、国内や韓国で駐車場の運営受託が伸び、経常利益は過去最高を27.9%上回る68.6億円で着地。同時に発表した20年3月期の同利益は前期比5%増の169億円と5期連続で最高益を更新する見通しだ。
2位の九電工 <1959> は手持ちの電気設備・空調管工事が順調に進み、1-3月期(第4四半期)の経常利益は前年同期比24.9%増の206億円に膨らんだ。3位の西川計測 <7500> [JQ]は半導体や通信、自動車関連の旺盛な設備投資需要を背景に、主力の制御・情報機器システムなどの販売が伸び、1-3月期(第3四半期)経常利益は5年ぶりに最高益を塗り替えた。
4位のGMOペパボ <3633> [JQ]はEC支援部門でオリジナルグッズ作成・販売サービスの顧客単価が上昇したうえ、積極投資を続けてきたハンドメイドマーケット「minne」の広告宣伝費を大幅に削減したことも利益を押し上げた。続く5位のエスエムエス <2175> は人手不足が深刻な介護職向け人材紹介が大きく伸び、11四半期ぶりに最高益を更新した。
8位のバリューコマース <2491> はYahoo!ショッピング出店者向け顧客管理ツール「ストアーズ・アールエイト」の導入が拡大したうえ、成果報酬型広告やクリック課金型広告も伸び、1-3月期(第1四半期)は実に7四半期連続となる最高益更新を果たした。業績好調を踏まえ、通期計画を上方修正したことも好感され、発表翌日の株価は急騰し、約半年ぶりに上場来高値を更新した。
10位にリストアップされたCIJ <4826> の株価も好決算を受けて青空圏へ急浮上している。1-3月期(第3四半期)は官公庁関連向けシステム開発の受注が増加したほか、プロジェクト管理の強化による不採算案件の抑制も寄与し、売上高、経常利益ともに過去最高を記録した。あわせて通期業績と配当の増額修正に加え、自社株取得と消却も発表したことも評価材料となった。
※ 決算発表の集中期間(5月15日まで)は、その日に発表された決算で20年3月期に増収増益を見込む銘柄を、速報ベースで平日19時ごろに配信します。こちらも併せてご覧いただき、銘柄選びにご活用ください。
・4月24日版 高成長企業を追う! 20年3月期【増収増益】リスト 19社選出
・4月25日版 高成長企業を追う! 20年3月期【増収増益】リスト 38社選出
・4月26日版 高成長企業を追う! 20年3月期【増収増益】リスト 46社選出
┌─ 四半期 経常利益 ─┐ ┌── 通期 経常利益 ──┐ 予想
コード 銘柄名 上振れ率 1-3月期 過去最高 上振れ率 今期予想 過去最高 PER
<6436> アマノ 27.9 6867 5369 5.0 16900 16090 19.6
<1959> 九電工 24.9 20642 16522 1.9 40700 39924 8.3
<7500> 西川計測 24.0 1295 1044 36.4 2050 1503 11.6
<3633> GMOペパボ 23.2 308 250 29.5 962 743 27.0
<2175> エスエムエス 20.8 2616 2165 14.6 6854 5979 36.6
<4327> 日本SHL 18.1 749 634 0.3 1164 1160 12.9
<2309> シミックHD 13.9 1800 1580 2.7 4170 4061 15.2
<2491> Vコマース 10.6 1242 1123 14.2 4330 3793 31.0
<7575> 日本ライフL 10.5 3165 2863 3.3 11167 10808 18.2
<4826> CIJ 9.6 719 656 12.6 1700 1510 13.2
<3085> ALサービス 9.2 1232 1128 8.8 4500 4135 24.2
<4307> 野村総研 8.8 20229 18592 6.3 77000 72409 23.0
<4212> 積水樹 5.5 3994 3784 0.1 10800 10786 13.4
<1944> きんでん 5.3 20275 19263 1.2 43000 42491 12.7
<2359> コア 4.7 694 663 7.3 1800 1677 14.8
<4348> インフォコム 3.6 3026 2920 13.5 7800 6875 22.4
<9682> DTS 2.8 2820 2743 2.2 10150 9929 13.3
<3275> ハウスコム 1.9 1005 986 4.1 1404 1349 11.4
<6504> 富士電機 1.0 37017 36651 0.2 63600 63479 13.9
<4739> CTC 0.9 18034 17867 8.9 39500 36286 23.3
※ 2018年1月以降に上場した企業と今期見通しを開示していない企業は除いた。四半期の過去最高益は原則、四半期決算の開示が本格化した2003年4-6月期以降の業績に基づいたものです。
株探ニュース
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