決算マイナス・インパクト銘柄・引け後 … 積水ハウス、ラクーンＨＤ、日本ハウス (3月5日発表分)

―決算で売られた銘柄！ 下落率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある銘柄である。株価が決算発表前日の3月4日から5日の決算発表を経て6日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。

▲No.2　日本ハウス <1873>
　20年10月期第1四半期(19年11月-20年1月)の連結経常損益は9.1億円の赤字(前年同期は6.3億円の赤字)に赤字幅が拡大した。

▲No.3　積水ハウス <1928>
　20年1月期の連結経常利益は前の期比9.6％増の2139億円に伸びたが、21年1月期は前期比4.2％減の2050億円に減る見通しとなった。

■決算マイナス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　下落率 　発表日　決算期　経常変化率

<3031> ラクーンＨＤ 　東１ 　 -15.32 　　3/ 5　　　3Q　　　 35.99
<1873> 日本ハウス 　　東１ 　 -15.06 　　3/ 5　　　1Q　　　　赤拡
<1928> 積水ハウス 　　東１　　 -6.84 　　3/ 5　本決算　　　 -4.16
<7640> トップカルチ 　東１　　 -4.65 　　3/ 5　　　1Q　　　 14.42

※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした6日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース