ETF売買動向＝21日大引け、全銘柄の合計売買代金2628億円

　21日の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比12.8％減の2628億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）22銘柄の売買代金は同18.2％減の2108億円だった。

　個別ではＮＥＸＴ　日経３００株価上場投信 <1319> 、インデックスファンドＭＳＣＩ日本株高配当低ボラティリティ <1399> が新高値。ｉＦｒｅｅＥＴＦ　中国科創板　５０（ＳＴＡＲ５０） <2628> 、グローバルＸ　チャイナＥＶ＆バッテリー <2254> 、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　とうもろこし上場投資信託 <1696> 、グローバルＸ　ロジスティクス・Ｊ－ＲＥＩＴ　ＥＴＦ <2565> 、Ｏｎｅ　ＥＴＦ　南方　中国Ａ株　ＣＳＩ５００ <2553> など6銘柄が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きでは国際のＥＴＦ　ＶＩＸ短期先物指数 <1552> が4.93％高と大幅な上昇。

　一方、純パラジウム上場信託（現物国内保管型） <1543> は4.00％安、ＮＥＸＴ　インドブル <2046> は3.31％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が535円安と急落するなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金1213億8400万円となり東証全銘柄でトップ。過去5営業日の平均売買代金は1233億2500万円で、やや下回った。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経２２５連動型 <1321> が231億2300万円、ＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が118億1400万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が113億9900万円、楽天ＥＴＦ－日経レバレッジ指数連動型 <1458> が108億600万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が99億5400万円の売買代金となった。

株探ニュース