ETF売買動向＝12日前引け、Ｓリートが新高値

　12日前場の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比17.1％減の1000億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同17.7％減の943億円だった。

　個別ではＮＥＸＴ　シンガポール <2045> が新高値。ＥＴＦＳ　小麦上場投資信託 <1695> が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きではＥＴＦＳ　パラジウム上場投資信託 <1675> が11.44％高、中国Ｈ株ブル２倍上場投信 <1572> が4.63％高、ＮＥＸＴ　ブラジル株式指数ボベスパ連動型上場投信 <1325> が3.83％高、ＮＥＸＴ　原油ブル <2038> が3.15％高、上海株式指数・上証５０連動型上場投資信託 <1309> が3.03％高と大幅な上昇。

　一方、国際のＥＴＦ　ＶＩＸ短期先物指数 <1552> は7.09％安、ＮＥＸＴ　日経平均ＶＩ先物 <2035> は4.42％安、サムスンＫＯＤＥＸ２００証券上場指数投資信託 <1313> は3.45％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が396円高と急騰するなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金608億1100万円となり東証全銘柄で2位。ただ、売買代金は過去5営業日における前引け時点の平均673億2000万円を下回った。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が181億7700万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が40億1500万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が32億1200万円、日経２２５連動型上場投資信託 <1321> が24億3200万円、楽天ＥＴＦ－日経レバレッジ指数連動型 <1458> が12億600万円の売買代金となった。

株探ニュース