ETF売買動向＝2日前引け、野村米十債Ｈが新高値

　2日前場の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比31.5％減の2030億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同33.6％減の1664億円だった。

　個別ではＮＥＸＴ　ブルームバーグ米国国債　為替ヘッジあり <2648> が新高値。グローバルＸ　バイオ＆メドテック－日本株式ＥＴＦ <2639> 、グローバルＸ　レジャー＆エンターテインメント <2645> が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きでは国際のＥＴＦ　ＶＩＸ短期先物指数 <1552> が7.34％高、ＮＥＸＴ　ＮＯＴＥＳ　ドバイ原油先物　ベア　ＥＴＮ <2039> が3.71％高、ＮＥＸＴ　日経平均ＶＩ先物 <2035> が3.28％高と大幅な上昇。

　一方、ＮＥＸＴ　原油ブル <2038> は6.66％安、ＮＥＸＴ　ＦＵＮＤＳ新興国債券 <2519> は6.38％安、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　エネルギー指数上場投資信託 <1685> は5.41％安、ＵＢＳ　米国株 <1393> は4.05％安、ＷＴＩ原油価格連動型上場投信 <1671> は3.97％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が184円安の大幅下落となるなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金802億3400万円となり東証全銘柄で3位。ただ、売買代金は過去5営業日における前引け時点の平均1055億4300万円を大きく下回っており低調。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が208億900万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が152億1000万円、楽天ＥＴＦ－日経レバレッジ指数連動型 <1458> が140億8200万円、楽天ＥＴＦ－日経ダブルインバース指数連動型 <1459> が113億6200万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が109億100万円の売買代金となった。

株探ニュース